ロケットニュース24

【大阪限定】スシローでフグが100円なので、くら寿司の100円フグと食べ比べてみた

2019年5月11日

皆さん大変です! 大阪府内のスシローでフグが100円で食べられます! 繰り返します、大阪のスシローでフグが100円で食べられます! しかも、国産の、天然の、フグの、たたきが!

ノドグロや大トロなどの高級ネタを回転寿司で手軽に食べられるようになって久しいが、それにしたってフグが100円とは安いではないか。高級魚のフグをお腹いっぱい食べるだなんて、偉い人か悪い人にしか認められていない特権だと思っていた。その夢がかなうぞ~!

・フグ100円は大阪府内の店舗限定!

改めて断っておくが、スシローの天然ふぐたたき(1皿1貫、税別100円)は大阪府内の店舗限定で提供されている。フェアは2019年5月8日より始まっており、終了期間は明示されていないものの公式HPには「期間限定! 売切御免!」と記載されている。どうしても食べたい人は、早めに店を訪れる方がいいだろう。

・これが100円?

さて、安いのは結構だが、やはり気になるのは味。フグが100円と聞いたら「薄っぺらいのが乗ってるんじゃないの?」なんて思ってしまうが、食べてみないことには分からない。その実力を確かめるため、さっそく大阪府内のスシローにやってきた。せっかく安いのだからフグを飽きるほど食べてやるぜい、ということで席に着くなりタッチパネルのフグボタンを連打。

机いっぱい、フグを10皿頼んでもお会計は1000円……!! 幸せ~!

しかも太っ腹なことに、1貫にフグのたたきが2切れ乗せられている。身の表面には軽く焼き目がついており、美味しそうな脂が染み出ている。食べる前から分かる、これ旨いやつだ。ポン酢ジュレが添えられているので、醤油をかけずそのままいただいたところ……

こ、これは……! 肉厚なフグのたたきは弾力があり、脂の美味しさも感じられる。火の通し加減がちょうど良い。フグ刺しのプリプリとした食感を残しながら、上手くたたきに仕上げられている。そしてとにかくフグの身が厚いので、満足感がすごい。これ100円で本当に大丈夫なの?

いやあ美味しいし、さすがスシロー。しかし惜しむらくは、これが期間限定・大阪限定のメニューであること。どうしても実際に食べに行ける人は限られてくるだろう。

・くら寿司でもフグが100円で食べられる

そんなことを考えながら他チェーンのメニューを何となく眺めていると、くら寿司でもフグが100円で提供されていることを発見! しかも期間限定メニューではなく通常メニューで! マジすか!

ということで、くら寿司でもフグに溺れてみることにした。スシローとくら寿司、勝つのは果たして……! 注文したのは、ふぐ昆布〆(1皿1貫、税別100円)。こちらは生のフグを昆布締めにしてある。なお、店舗によりフグを取り扱っていないところもあるので、注意が必要だ。

味は……可もなく不可もなくといったところで、やや物足りないかな。いわゆる「1貫皿」はどうしても味のハードルが上がってしまう。もう少しゴージャス感が欲しいというのが正直なところだ。これで1皿2貫だったら文句はないが……。

ただし、スシローのフグがフェアメニューであるのに対し、こちらは通常メニューであることを忘れてはいけない。赤字覚悟の大盤振る舞いではないのだ。そもそも高級魚のフグを100円で食べられること自体、じゅうぶんお得。そのあたりを考慮すると、どちらの100円フグも甲乙つけがたい。


いずれにせよ、フグを100円で食べられるとは本当に良い世の中になったものだ。アンディ・フグも草葉の陰で喜んでいるに違いない。次はどんな高級ネタを100円で食べさせてくれるのか、回転寿司チェーンの更なる競争激化に期待だ!

参考リンク:スシロー「ふぐたたき」
Report:グレート室町
Photo:RocketNews24.
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▼こんなに頼んでも……

▼こ~んなに頼んでも…

▼こ~んなに頼んだって!

▼お会計は1000円! 良い時代になったね! 幸せ〜!!

▼幸せで思い出したが、一蘭の一部店舗では「幸せ〜」と挨拶してくれる

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