こんにちは、世界の佐藤です。遅ればせながら新年のご挨拶。2019年も世界に佐藤を発信していきたいと思いますので、よろしくどうぞ。
さて、年明け早々、恥ずかしがり屋の青年が海を隔てた遠くアメリカのカリフォルニアから私に会いに来てくれた。年末に訪日した彼と1月某日に会ったのだが……一緒に撮った写真を加工したら何だか妙なことになっちゃったよ。
・2017年からの縁
カリフォルニア在住23歳の彼は、仮名で「カール君」と呼ぶことにしよう。実を言うと、カール君との縁は2017年末から始まっている。この年の12月初旬、シンガポール出身の大学生(当時)ヤップさんが私を訪ねてきた。
そしてその記事(英語版 SORANEWS)を見たカール君は、Twitterで私に会いたい旨を伝えてきたのである。残念ながらその時、私は年初に帰省する予定だったのでスケジュールが合わず会うことはできなかった。
・海を越えて
それから1年を経て、2018年末に再び来日することを彼が伝えてきてくれた。まさか1年越しで、私に連絡をくれるとは。大変有難いことだ。日々編集部内で、もしくは社外でも、心無い言葉を投げかけられることの多い “か弱い” おっさんに、海を越えて会いに来てくれる人がいる。それだけで嬉しい(涙)。
年明けに会おうということになり、2019年1月の初めにカール君と会うことになった。場所は東京・新宿歌舞伎町だ。彼の滞在先がわからなかったのだが、TOHOシネマズのゴジラの真下で会おうと伝えると快諾してくれた。そして当日。
新宿駅は不慣れな人にとっては迷路だ。別の場所にすればよかったと後悔したものの、何とか彼はアプリの地図を頼りにこちらへと向かってきてくれている。念のため、「ここにいるよ」と写真で伝えると、何とか場所を理解してくれたらしい。
そうしてようやく彼と会うことができた! 無事に会えてよかったよ~!
・アニメで学習
カール君は、日本で英語教師をしていたおじさんの影響で日本に興味を持ち、日本語版のアニメを見て日本語を勉強したそうである。来日経験があり、今回も家族と共に大阪や京都、箱根、横浜などを観光したそうだ。すでに家族は帰国しており、彼だけは日本に残って観光を続けているとのことだった。
高校生の時から当サイトの英語版を読んでおり、友達にも勧めてくれていたとのこと。将来的にはウェブライターに興味があるそうなのだが、日本語を読むのはまだそれほど得意ではないそうだ。
・恥ずかしがり屋さん
1時間程度であったが、彼が日本語を多少話せるおかげでいろいろとコミュニケーションをとることができた。
佐藤「今日訪ねてきてくれたことを記事にして良いかな?」
そう尋ねると、「目を隠して欲しいです。なんか恥ずかしいから」と、ちょっと照れくさそうに言う。恥ずかしがることなんてないのに、そう思ったが、彼の要望なのでそれに応えることにした。実際に写真に目線を入れてみると……。
要望に応えたはずなのに、なんか妙な感じ……。
一緒に撮った写真にも目線。
あれ? やっぱりなんか妙な感じ……。
カール君、また会おうね。
なんかごめんね…………。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24