現在に至るまで、格闘漫画の代表作として幅広い層に支持され続けている『北斗の拳』。1983年の連載開始から今年で35周年。その第1歩、連載が週刊少年ジャンプで始まった9月13日は、「北斗の拳の日」に認定されたのだとか。
その記念に、日本を代表するギタリストでミュージシャンの布袋寅泰さんが、トンでもないバンドを結成していたことが明らかになった! ギターボーカルはもちろん布袋さんなのだが、ベーシストとドラマーがスゴイ。公開されたMVを見てみると……実にシュールだ……。
・199X年は過ぎてしまった
発表された楽曲は「202X」という。作品の舞台は「199X年」だったが、1990年代は幸い北斗の拳の世界が訪れるようなことはなく、その年が過ぎ去ってしまったので、このタイトルになったと思われる。
・ドラマーは……
さて、曲を聞いてみると、冒頭からハードなギターリフが繰り広げられる。布袋さん得意のパワープレーと疾走感あふれるビートで、荒々しい北斗の世界観を表現している。ギターに追随する形でドラムが加わるのだが、そのドラマーが!?
ラオウ! マジか、フル武装のラオウがドラム叩いとるッ! 兜がめちゃくちゃ重そうなのに、そんなものはモノともしない躍動感に満ちたドラミングだ。
・ベーシストは……
うねるような低音をかき鳴らすベースはといえば!
ケンシロウ! 寡黙な男、ケンシロウは松井常松(BOOWYのベース)スタイルで弾くのかと思ったら、ウネウネと身体をよじっている。まるで、メタリカのベース、ロバート・トゥルージロ のようなウネウネ感だ。
バーチャルバンドとして、この編成で結成されたとのことだが、トキは? トキも入れてやって欲しかった。キーボード、いやダンサーでもいい。3兄弟を集結させて欲しかったな~。ジャギはいらないから。アミバもいらない。
・石板北斗の拳
なお、この35周年記念で、北斗の拳の第1話を石板化、48ぺージを全部石に刻んだそうだ。その総重量1トン! 1万年先まで伝承できるそうだ。化石にする気かよッ!!
この石板北斗の拳は、9月末にチャリティーオークションに出品する予定。欲しい人はチェックしてくれ。確実に家宝になるぞ~!!
▼布袋・ケンシロウ・ラオウのバーチャルバンド
▼こちらが石板北斗の拳。重そう……