もしかしたら、あなたは歴史的な名付け親になるのかもしれない──。というのも、2020年に田町―品川間に誕生する「品川新駅(仮)」の駅名をJR東日本が募集しているのだ。
なんでもJR東日本が駅名を募集するのは初めての試みで、仮にあなたの名付けた駅名が採用されたら “半永久的に” その名が残ることになるだろう。これってひょっとしたらスゴイことなのでは……?
・山手線では約50年ぶりの新駅
2020年に誕生予定の新駅は、JR山手線・京浜東北線の停車駅として現在絶賛開発中である。現存する山手線の駅で最も新しいのは1971年に開業した「西日暮里駅」だから、およそ50年ぶりに新駅が誕生するというわけだ。
その品川新駅は現在、住所でいうと「港区港南」に建設されている。近くには「高輪」や「芝浦」があるから、当然それらは有力候補に挙がってくることだろう。
・新駅の特徴
またJR東日本は新駅の特徴を以下のように挙げている。命名のヒントになるかもしれないので、本気で募集しようと考えている人は参考にするといいかもしれない。
・日本の伝統的な折り紙をモチーフとした大屋根
・障子を想起する「膜」や「木」等の素材を活用し「和」を感じて頂ける駅
・街の賑わいが感じられる駅ホーム上部の大きな吹抜け
・駅舎東西面に大きなガラス面を設け、「えき」から「まち」、「まち」から「えき」を見通せることで一体的な空間を創造
なお、新駅名は応募数による決定ではなく、応募された全ての駅名の中からふさわしい名前を選考するというから、もしかしたらあなたが命名した駅名が、ズバッと一撃で新駅名になることもあり得るのだ。
募集期間は本日2018年6月5日から6月30日までで、今年の冬頃には新駅名が発表される予定とのこと。滅多にないチャンスなので、興味がある人は特設サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
参照元:JR東日本「新しい駅の駅名大募集」 、 JR東日本ニュース(PDF)
執筆:P.K.サンジュン
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