日本全国5500万人のスシロー大好きっ子のみなさんに問題です。スシローの年間来客者数はざっと何人でしょう? 正解は……約1億3700万人(2016年10月~2017年9月)でした! つまりスシローには1年間で、日本の人口を越える人数 が押し寄せていることになるのだ。うーむ、スシローすごい。
そのスシローが2018年4月25日から開催しているのが「GWは、にく寿司フェア」だ。その名の通り、ゴールデンウィーク期間中だけの特別な “肉寿司祭り” だが、いざ足を運んでみると……コレジャナイ感がすごい。いや、ウマいんだけどさ。
・生肉とか思いきや
みなさんは「肉寿司」と聞いてどんなお寿司を想像するだろう? おそらく多くの人は “生肉” をシャリで握った「まぐろの赤身のような寿司」をイメージしないだろうか? 牛肉なのか馬肉なのかはあるものの、ここ数年流行している肉寿司店は “生肉” を使用している場合がほとんどだ。
記者も当然「肉寿司やっほい!」と赤身っぽい生肉を使った寿司を想像していたのだが、スシローの “にく寿司” は想像と大きく違っていた。いや、むしろ スシローらしさが炸裂していた と言ってもいいのかもしれない。というのも、メニューが、
・熟成牛炙りサーロイン
・熟成牛上カルビ
・赤身肉(ユッケ風)
・ささみの天ぷらにぎり
・極上生ハムサラダ風
・合鴨ロース
・大切りローストビーフ
……と、ほぼ全てのメニューに火が通っていたのだ。こ、これじゃなかった……! 想像してた肉寿司はこれじゃなかったんだ……!! ユッケ風だけはかろうじて赤身肉らしいけど、“直前までカチカチに凍ってました感” が丸出しだよ……!
とはいえ、味は安定のスシロークオリティで どの寿司も申し分なくウマい。1貫で280円とややお高めだが「熟成牛炙りサーロイン」は牛肉の旨味が十分に楽しめるし、「大切りローストビーフ」も100円の壁を軽く超えていた。
また意外なところでは「ささみの天ぷらにぎり」も美味しかったことは記述しておきたい。やはりスシローはフライドポテトに代表されるよう 揚げ物の扱い方が最高 で、サクサクと軽い衣が淡泊なささみを上手にアレンジしていた。
想像していた肉寿司ではなかったが、スシローの「にく寿司フェア」はそれはそれで悪くない……いや、むしろイイ。期間限定だから、気になる人はゴールデンウィーク中に一度スシローを訪れてみてはいかがだろうか? もちろんフライドポテトも忘れるなよ!
参考リンク:スシロー
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24
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▼最後にコーヒーは鉄板。
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