2017年となり、まだまだお正月気分が抜けないが、今日は「三が日」の最終日。明日1月4日が仕事始めという人も多いのではないだろうか? あぁ、もう少しだけ休みたい……。今夜はそんなブルーな気持ちを吹き飛ばす、圧巻の天体ショーが見られるかもしれないぞ!
というのも、本日1月3日は『しぶんぎ座流星群』が活動のピークを迎えるのだ。何でも世界中でもっとも観測条件が良いのは日本らしく、運が良ければ1時間に35個もの流星が見られるかもしれないという。チャンスは3日深夜~4日未明。空を広く見渡してみよう。
・「しぶんぎ座流星群」がピーク
毎年、多くの流れ星が出現する『しぶんぎ座流星群』は、「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」と並び3大流星群の一つと呼ばれている。その年間トップバッターが、1月の『しぶんぎ座流星群』だ。
今年は『しぶんぎ座流星群』の当たり年で、出現ピークが深夜のため、月明かりによる影響をほとんど受けない。運が良ければ1時間に35個もの流星が見られると言われており、その観測条件にもっとも適しているのが日本とのことだ。
さらに言うと、夜遅くには段々と流れ星の放射点が昇ってくるそうなので、空から星が降ってくるように見えるかもしれない。まさにメテオシャワーだ!
・ネット中継もあるぞ
さぁ、新年一発目の流星群。ぜひ自分の目で見てみたいものが、いまの季節はとにかく寒さが厳しい。特に、深夜は冷え込むので防寒対策だけはしっかりしておこう。
わざわざ出かけるのはちょっと……という人は、ネット中継を利用するというのもアリだろう。3日21時からYouTube のウェザーニュースチャンネルで中継がされるとのことである。新年から流れ星が観測できたら、縁起も良さそう。どうか一つでも多く流れ星が見られますように!!
参照元:国立天文台、ウェザーニュース
執筆:りょう
Photo:Wikimedia Commons.
▼ウェザーニュースのYouTubeチャンネルは、1月3日21時より中継スタートだ
https://www.youtube.com/watch?v=_j79hSDtCBs