遠距離恋愛は色々と大変です。近けりゃ、どーってことない問題でも、遠距離であるがゆえ、悩むことになります。一方で、片想いも色々と大変です。両想いのカップルにはない切なさが、そこにはたくさんあります。今回は、遠距離と片想いが一気に起こった人からのご相談です。
・ご相談内容(みかんさん)
「私は、つい先日まで留学をしていて、私の担任だった女の先生を好きになってしまいました。その先生を好きだと気づいたのは帰国3カ月前で、先生にもっと言いたかったことなど、たくさんあったりして、後悔しています。
先生が好きで好きで堪らなくて、まだ留学している友達に、 『先生と会ったよ』と聞くと、羨ましくて気分が落ち込んでしまいます。留学しているときは、先生にカカオトークを送ったりして連絡を取っていたのですが、留学を終えた今、送っていいのか迷っていて……アドバイスください!」
・3カ月はけっこう長いぞ!
私事で恐縮ですが、コラムニストになる前の、ア○ーバブログでブロガーをやっていた7年前、「みかん」という名前を使っていた筆者。というわけで、みかんさんのお名前に、なんともいえない親近感を抱いております!
さて、本題。つい先日まで、留学していたとのこと。素敵ですね! 30歳の頃、母親と韓国旅行したきり、ずーっと日本にいる筆者にとっては、羨ましい限りです。その留学先で、恋をしたとのこと。ますます素敵ですね。
恋心に気付いたのが帰国3カ月前だったことを後悔しているようですが、発想を転換しましょうよ! 恋心に気付いてから、3カ月も一緒に過ごすことができたのですよ! 3カ月って90日です。90日って2160時間もあります。
恋心に気付いてから帰国までの期間が3カ月というのは、決して短くないです。短かったと感じるのは、それだけ先生に対する恋心が強いということなのでしょう。
・留学先に残っている友人をフル活用すべし!
今のみかんさんに必要なのは、発想の転換であると、筆者は考えます。まだ留学中のご友人から、先生とお会いした話を聞くと、羨ましくて落ち込むとのことですが、ノンノンノン! 現地にいるご友人から、先生の近況を聞き出すことができると捉えてはどうでしょう?
現地に誰も残っていなければ、先生の近況は秘密のヴェールに包まれたままです。落ち込んでいる場合ではありません、ご友人に、「先生にヨロシク伝えて」くらい言ってもいいのです。現地の友人をフル活用しましょう。
・「あけおめカカオトーク」を試してみよう
留学終了した身であるにもかかわらず、カカオトークを送っていいものか迷ってらっしゃるとのこと。こればっかりは、送ってみないことにはわかりません。シビアな見方をすると、「カカオトークは留学中の交流のみ」という使い方をしていたかもしれません。
逆に、「留学終了後のカカオトークもウェルカム!」という姿勢かもしれません。そのへんをハッキリさせるためにも、軽い内容で送ってみてはいかがでしょうか。新しい年にあわせて、「あけおめメール」とか。
次に先生とお会いできる日がいつになるかわかりませんが、その日が早く来るよう留学費用を貯めるとか、次回会ったときに褒めてもらえるよう、語学力に磨きをかけるとか、離れていてもできることはたくさんあるはず。遠距離片想いは、発想の転換で、いかようにも楽しむことが可能ですよ。
コラムニスト:菊池美佳子
イラスト:Rocketnews24
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