日本でも今や国民的イベントとなり、2015年の今年も大いに盛り上ったハロウィン。大人はウカウカと仮装を楽しんでいればOKだが、アメリカの子供たちにとっては “本気勝負” の一大イベントだ。「Trick or Treat(お菓子くれないとイタズラしちゃうぞ)」という有名なセリフを駆使して、いかに多くのお菓子を集めることができるか、彼らの命運を分ける日と言っても過言ではない。
そんな子供たちに、あろうことか「ゴメンね、ハロウィンのお菓子はお母さん(またはお父さん)が全部食べちゃった」と言ってみるドッキリを仕掛けたら、一体どんな反応をするのだろうか……? 「YouTube Challenge – I Told My Kids I Ate All Their Halloween Candy 2015」という動画では、ドッキリに仕掛けられた子供たちの、尋常じゃない怒りを確認できる。
・アメリカのテレビ番組の企画
「ハロウィンのお菓子全部食べちゃったよドッキリ」の仕掛け人は、『Jimmy Kimmel Live』というアメリカのテレビ番組。視聴者から番組に送られてきた “ドッキリの様子” を収めたビデオの中から、“おおっ! これは! ” というナイスな反応を見せた子供たちの映像だけを集めて、その年の傑作選ビデオが作成される。
・怒りのレベルがケタ違い
今回のドッキリ動画では、「全部食べちゃったよ」と言われた次の瞬間に表情が凍りつき、そこから一気にうわぁ〜〜〜ん! と泣き叫ぶ、というのが、一番多く見られた反応だ。どの子供も、大地が割れんばかりの必死の泣きを見せ、心の底から大ショック! というのがよく伝わってくる。
それ以外では、怒りのあまり親をバシーッ! と引っ叩いてしまったり、「貴様、呪ってやる……!」とばかりに憎しみと軽蔑のこもった表情で睨みつけるなど、とにかくどの子供も怒りのレベルがケタ違いなのだ。
・すでに大物の風格をもつ子供を発見
中でも注目して欲しいのが、4:58に登場する子供である。「食べちゃった」 と飄々(ひょうひょう)と打ち明ける母親に対して、一瞬悲しそうな表情をした後に、ニコっとスマイルを浮かべて、「そうなんだね、了解。大丈夫だよ! 」 と、サラッと母親を許してあげるのだ! 予想外のことが起きた時に “その人の素” が出ると言うが、それが本当なら、この子は将来大物になること間違いなしである。
・来年も楽しみ
他にも動画には、実に演技派なリアクションを見せる子供たちが沢山登場するので、ぜひあなたのお気に入りを見つけて欲しい。このハロウィンのドッキリ企画は、今年が5回目の開催。ぜひ来年も同じ企画で、再び子供たちの怒りが頂点に達する様子が見られるといいな〜。
ドッキリを仕掛けられる側の子供たちにとっては、いい迷惑かもしれないが……。