少々のことでは動じない。それが男の美学──。とはいうものの、もし仮に、目に見える距離で隕石が落下してきたら……? いくらなんでも、それは動じるのが人間ってもんだ。にもかかわらず、慌てふためくどころか、気にも留めず、車の走行も止めなかった男性の姿が、ロシアで激撮されていたので、ご紹介したい。
動画のタイトルは『Russian Reaction To Meteorite』で、2013年の2月20日に公開された。同年の2月15日にロシアのチェリャビンスク州に隕石が落下しており、映像はその際のものだろうか? とにかく、たった9秒程度のこの動画で、運転手の男性の驚くべき肝っ玉を見せつけられることになるぞ。
・「まばたき」すらしない
動画を再生すると、早速ウインドウ画面の左上から、光の玉がどんどん押し寄せてくる。同時に車内も、みるみるうちに真っ白な閃光に包まれるが……!? 男性は表情ひとつ変えない。真っ昼間とはいえ、太陽を直視するような眩しさであろう光が車内を遮ったにもかかわらず、視線は微動だにせず一直線なのだ。
さらに言うと「まばたき」さえもせず、無表情でサンバイザーをヒョイと下げ、運転を続行する……! その仕草と無表情っぷりは、まるで狙撃手ゴルゴ13のようである。
▼どことなく顔もゴルゴ13。
https://www.youtube.com/watch?v=OgCLMI3fgn0