昭和の名作ギャグアニメ「おそ松くん」。私(中澤)が子供の頃、夕方くらいに再放送がやっていて、メインキャラの一人であるイヤミの「シェー」は小学校でも真似してるヤツが多かった。「おそ松くん」の最初の放送は1966年。私が小学校低学年だったのは1990年頃。約25年が経過している。
つまりこのアニメは、時代の移り変わりに関係なく子供達の心をつかむ力を持っている “不朽の名作” と呼ぶにふさわしいものだ。そんな「おそ松くん」の2015年版リメイク『おそ松さん』の1話が先日放送されたのだが、色んな意味でヤヴァすぎて話題になっている。
・放送前の大方の予想
『おそ松さん』が放送される前公表されていた本作の設定は、“大人になったおそ松くん達が帰ってくる” というモノだった。おそらく、大体の人が、原作の味を残すものを想像してたんじゃないだろうか? しかし、第1話で展開されたのは、そんな大方の予想を裏切る衝撃の展開だった。
冒頭、おそ松くん達はかつてのあの絵柄のままで会議をしている。議題は「どうやったら昭和のアニメが現代の人にウケるか?」だ。
・「なぜこうなった?」な超展開とパクリの嵐
無心でぼーっと見ていると、おそ松くん達が突然、現代の腐女子向けアニメのような八頭身の超絶イケメンにメタモルフォーゼし、なんか腐女子が好きそうな学園でBL展開をしだす。ここらへんの展開はぼーっと見てたので、なんでそうなったか分からない。
そこから、巨人と化したチビタが現れて「進撃の巨人」そのままのバトルが展開され、さらにはドラゴンボールの悟空みたいな人とかワンピースのルフィみたいな人も出てくる。ここらへんは、ぼーっとしてなかったのになんでそうなったかは分からない。
・わが目を疑う
そして、最終的に「これじゃあ駄目だ……現代にウケるために他の方法を考えよう」と会議に戻り、そのまま結論が出ずに大人になる。1話の大まかな流れは以上だ。自分でも信じられないことだが……これは事実である。
・パクリネタ元
そんな一連の話の流れの中で、「おそ松さん」がパクったアニメを私が分かった範囲で以下に列挙してみよう。
「花より男子」
「うたの☆プリンスさまっ♪」
「ガンダムW」
「桜蘭高校ホスト部」
「コードギアス」
「天空の城ラピュタ」
「アオハライド」
「カイジ」
「進撃の巨人」
「黒子のバスケ」
「弱虫ペダル」
「ナルト」
「ハイキュー」
「ブリーチ」
「ドラゴンボール」
「ドラえもん」
「セーラームーン」
「暗殺教室」
「明日のジョー」
・ネット民の反応
なお、第1話を見てネット民達は大混乱に陥っている。以下が「おそ松さん」の第1話を見たネットの声だ。
「想像してたのと全然違うwww」
「めっちゃわらった」
「おそ松さんやばいよ…」
「くそすぎるwwwwwwwwwwwwwwww」
「だいぶ吹き出した」
「やばいの始まった」
「あたしが知ってたおそ松さんがおそ松さんじゃなかった件について。」
「これから失速するのが目に見える」
「録ったの観て唖然とした私が通ります」
次回予告を見ると、どうやら次回からは温度感が落ち着くようだが、「それはそれで大丈夫なのか……?」と不安になってしまう。流石に1クールこのノリでは押し切れないだろうが、この1話を見た後だけに何かやらかすんじゃないかという期待も膨らむ。今後の「おそ松さん」の動向から目が離せない!
参照元:『おそ松さん』公式HP
執筆:中澤星児
▼PVと全然違うんだよなあ……
▼実際はこんな感じ(左画像がおそ松さん)
https://twitter.com/mkr1srn/status/651331042855419905?lang=ja