2015年8月14日から開催される人気イベント「コミックマーケット88」。通称 “コミケ” と呼ばれる年2回の催しで、多くの来場者が来るが、残念なことに禁止されている行為をする人たちが後を絶たない。
その禁止されている行為とは、前日の夜から会場付近に並ぶ徹夜行為で、そういったことをする人たちは「徹夜組」と呼ばれ、一般参加者たちから毎年非難を浴びているのだ。
前日から並ばないと入手できないグッズなどがあるために徹夜組に参加する人が多いようだが、今年もざっと1万人を余裕で超えるレベルの徹夜組が、国際展示場付近に集結。警備員に整理されていた。
また、コミケ参加者ではないかもしれないが、騒音をまき散らしながら走るバイクや、駅前のバス停に路上駐車をする痛車などもおり、完全にカオスな状態になっていたのである。
筆者がそれを目撃したのは、たまたまお台場付近を車で移動することがあったためだが、国際展示場駅のコンビニにも多くの徹夜組がたむろしており、展示場付近は尋常じゃない数の徹夜組であふれかえっていた。
深夜12時をまわっていたため他の歩行者がいないことが不幸中の幸いだが、展示場周辺の歩道をすべて占拠するレベルの人数が来る事態を改善することはできないのだろうか?
警備員の誘導もあり、事実上徹夜行為を認めていると言わざるを得ないこの状態。非常に気温も高いこともあり、熱中症の心配もある。徹夜で睡眠不足になり体調不良となり、救急車が来るなどの事態にならなければよいのだが……。
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.