バウムクーヘン! バウムクーヘン!! ご存知バウムクーヘンは、樹木の年輪のようなビジュアルのドイツ生まれのケーキである。筆者も大好きなのだが、ドッシリもったりしていて、夏の暑い日はちょっと厳しいかも……。
だがしかーし! 世の中には、夏にこそ食べたくなるバウムクーヘンが存在するという。それは「スイカバウムクーヘン」! 形だけなのかな、と思ったら答えはノー! 中が冷た~くて水分たっぷりな不思議なスイーツだったのだ。
・スイカの形をしたバウムクーヘン「SUIKA(スイカ)」
スイカバウム『SUIKA』は、千葉県のお菓子屋さん「ら・それいゆ」で作られているそうだ。よく見るバウムクーヘンは輪っかの形をしているが、スイカバウムはほぼ球の形をしている。外は緑で、黒のしましま模様。ちょびっと赤い中身が顔をのぞかせているが、見た目はコロっとした丸玉スイカそのものだ!
・お取り寄せしてみました
可愛いなぁ、気になるなぁ。調べてみたところ「お菓子のたいよう」というお店からお取り寄せ可だったので、さっそく注文してみた。タイミングが良かったのか、数日でスイカバウムが到着! 冷凍便で来たので、冷蔵庫で溶けるのを待つこと2時間ちょい。開封したところ、ハンドボール大くらいのまぁるいスイカちゃんが登場したのだ。
・バウムクーヘンとムースでできたスイカ
スイカバウムは、外は緑色のバウム生地、内側にはヒヨコ色のバウムクーヘンの層がある。本物のスイカのヘタと同じカラーだ。そして、中心部の真っ赤な “果実” の部分は……あらっ、柔らかい! 中身はバウムではなく、水分たっぷりのムースが入っていたのである。
・シャリっとした不思議な食感! 本物のスイカみたい!!
カットすると、中にチョコチップでできた “種” も入っていて、スイカそっくりだ。スイカを頬張るように、「ガブリ!」といってみる。すると、驚いたことに「シャリッ」と本物のスイカのような不思議な食感がしたのだ。
この「シャリッ」の正体は、半解凍状態のムースである。スイカ味のシャリシャリムースは、本物のスイカを食べていると錯覚してしまいそう。だから冷凍で届いたのかぁ! 成分表を見てみると、確かにスイカ果汁が使われている。ビジュアルだけがそっくりなお菓子はよくあるけど、生の果物の食感やジューシーさまでイメージされているとは、感動モノである。
・“ヘタ”も口どけのよし
そして “ヘタ” 部分のバウムはというと、口どけのいいフンワリした優しい食感である。なんでも千葉県産コシヒカリの米粉が使われいるそう。小麦粉のドッシリしたバウムクーヘンもいいが、米粉だと軽いので暑い季節でもくどさがない。
さらに、バウム生地にはメロン味となっており、とってもフルーティーだ。スイカとメロンを一度に味わえるなんて、なんという贅沢なんだろう!
大変、美味しゅうございました! 完全に解凍しきってからでも美味しいが、個人的には半解凍で食べた方が感激も大きかった。ちなみにお値段は、お取り寄せ価格で1個税込2268円であった。
参考リンク:お菓子のたいよう
Report:沢井メグ
Photo:RocketNews24.
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