あか毛和牛に馬刺し、走る豚など美味しい肉の産地で有名な熊本県。そんな熊本県に、“究極の鶏肉” を出す店があるというウワサを聞きつけた。
熊本県の鶏肉というと、ブランド地鶏の『天草大王』が有名だが、究極の鶏肉はそれではないらしい。しかも熊本県北部の山鹿市の、かなり山奥にあるのだという。
行くのはなかなか大変そうだが、究極の鶏肉と言われて行かない手は無い！ さっそく車を目的地へ走らせていくと……マジで店なんてあるのかってレベルのド田舎に来てしまった!!!
だが、ナビが合っているのならこの道をさらに進むと、お店があるようだ。道の横に看板を発見したので、方向は間違っていないらしい。その後数分車を走らせると、お目当てのお店「ろばたやき 山ろく」を発見キターーー!!!
平日の朝11時前だというのに、お店の前はお客さんでいっぱい！ 車のナンバーを見ると、熊本県以外にも長崎県や福岡県など九州各地から訪れる人がたくさんいるようだ。
お店に入ると、今日締めた鶏の羽数が書いてあった。どうやら毎日朝締めた鶏肉以外は提供しないというこだわりがあるらしく、期待感が高まる。とりあえず料理をひととおり注文することに。
店内は炉がたくさん設置されており、良い意味で田舎っぽさがあふれてとても落ち着く。「田舎きたーーーー！」と旅行してる感もばっちりである。
数分後提供された鶏肉は、どれもツヤツヤで身が締まっていた。東京だと地鶏を買っても一度冷凍したものだったりするので、なかなか朝締めの鶏肉を食べられる機会は無い。
お店の方が鶏肉を切り、焼いてくれるのだが、その手際が素晴らしいのにも感動。ちょうど良くジューシーに焼き上げられた肉を取り分けてくれたので、一口食べてみると……!!!
な、なんじゃこのプリプリ感と、旨味あふれる肉汁のコンビネーションはーーーーーーっ!!! はっきり言って和牛やブランド豚顔負けの食感と美味しさである。こんなにウマい肉は食べたことがない。
鶏肉はもともと牛肉や豚肉より旨味成分が多く含まれているが、山ろくの鶏にはさらに強い美味しさを感じた。こういった炉端焼きのスタイルでなく、ステーキや窯焼きにしてもきっと最高にウマいだろう。
その他の刺身やレバー焼きも、どれも感動するぐらい美味。数量限定の鶏ホルモン焼きも食べてみたかったが、当日は1人前しか取れなかったらしく、先に来たお客さんが食べてしまったらしい。
熊本の山奥にある「ろばたやき 山ろく」。確かに究極の鶏肉に間違いなかった！ 特に都会に住む人はきっと感動するレベルの美味しい体験ができると思うので、熊本旅行の際にはぜひチェックしておこう！
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ろばたやき山ろく
住所 熊本県山鹿市鹿北町椎持3264
時間 平日11:30～19:00（ラストオーダー18：00）土・日・祝日11:00～19:00(ラストオーダー18:00)
休日 水曜日
※平日、土曜日は予約可能 朝締めた地鶏が品切れになった場合は早く閉店
Report：なかの
Photo：Rocketnews24.
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