みなさんは、「金玉と万古、果たしてどちらが味としては上なのか?」と考えたことはないだろうか? 恐らく、「人には言えなかったけれど、秘かに気になっていた」という人は少なくないはずだ。
だったらやってみようじゃないか! 金玉と万古、永遠のライバルとも言える2つの勝負をつけたろうやないか!! ……というわけで、じつは前回私Yoshio がしっかりと舌で確かめ、最終的に万古に票を入れたのはみなさんもご記憶だろう。
だがしかし、たった一人の判定でいいわけではない! もう少し多くの評価が必要なはず。ということで今回、イギリス人女性2名に金玉と万古を味わってもらった。それでは万古から。
・「万古」レビュー By イギリス人女性Aさん
「あ、これが日本の万古ね。まあまあね。決して美味しいとは言えないわ。なんだろう、舌に渋みを感じるね、この万古。まあ日本にある中でいえば、おいしいほうかもね、この万古。」
最初から辛口レビューで豪快にとばすAさん。それではイギリス人のBさんはというと。
・「万古」レビュー By イギリス人女性Bさん
「なにこの万古! 苦いし甘さがない! イギリスのスーパーのバーゲンとかで売ってそう! あと樽の臭いがしますね、この万古。」
2人とも最初から非常に厳しい判定である。では、次に金玉を味わってもらう。
・「金玉」レビュー By イギリス人女性Aさん
「ナニよ、この金玉。万古よりマズイじゃない。渋いし、イギリスだと大学生が好むヤツよ。もしレストランで出てきたら、頭に来るけど文句も言わず最後まで飲むわ。」
・「金玉」レビュー By イギリス人女性Bさん
一方、イギリス人女性Bさんの判定は……
「まるでBOXワインね……。アルコールが強くて、これもスーパーなどで売っているものと同じものだわ」
結論としては、二人とも万古、金玉はお口に合わなかったようだ。それでは、万古に金玉を入れたらどうだろう? これなら2人のお口にあうかも? ということで、万古に金玉を入れて飲んでもらった。
・「万古」+「金玉」レビュー By イギリス人女性Aさん
「アルコールの味だけがするわね。酔っぱらいが飲むにはいいかも。あと金玉の渋みが残っていてちょっと嫌ね。」
・「万古」+「金玉」レビュー By イギリス人女性Bさん
「ワタシはそんな悪くないかも! 金玉の渋みが消えていてまるでロゼみたい!」
なんということだろう……。2人の女性の評価は真っ二つにわかれてしまった。どちらにせよ、ミックスすれば味は変わるので、もしマンネリ化したら、万古に金玉を入れみてもいいかもしれない。
ちなみに万古は赤ワインで読み方は「ばんこ」、金玉は白ワインで読み方は「きんぎょく」である。
Report:Yoshio
Photo:RocketNews24.
▼「万古」と「金玉」をイギリス人女性2人に飲んでもらった