『森永アロエヨーグルト』(以下アロエヨーグルト)といえば、きっと一度はみんな食べたことがある健康的なヨーグルトのデザートである。なんとそんなアロエヨーグルト、今年で発売から20周年! かなり新しいイメージがあった商品だが、じつは長年の定番商品なのだ。
そんなアロエヨーグルトは、いったいどうやって生まれたのだろうか? 正直アロエヨーグルト以外にアロエを使った食べ物なんていまでもほとんど目にすることは無いし、物凄く気になる! ということで実際に森永乳業へお邪魔し、担当者の方へなぜアロエヨーグルトが生まれたのかを聞いてみることにした。
記者(私)が担当者の方へなぜアロエヨーグルトが生まれたのかを聞いてみると、物凄く興味深い回答が。
「当時フルーツヨーグルトがメジャーで、それに代わる食材を探していたところ、“アロエベラ”にたどり着きました。アロエというと火傷などに塗るキダチアロエを思い浮かべますが、そちらは苦いため食用には向いておらず、無味無臭のアロエベラがヨーグルトとの相性が良かったのです」
……ということだ。食品として認識されていなかったアロエを独自の味付けで甘くヨーグルトに合う味わいに仕上げたところ、美に対する意識の強い女性にピッタリとマッチ! 20年前から現在まで、特に30代からの幅広い年齢層の女性に特に愛される商品になったらしい。
だが、20年前からずっと同じアロエヨーグルトを森永は生産し続けているワケではないようだ。アロエヨーグルトに対するコダワリは味付けだけでなく、大きさを変えたアロエの粒を配合することで異なった食感を生み出したり、マンゴーやグァバなどアロエと相性の良いフルーツを使用した新商品を開発したりと、現代人の嗜好に合わせて少しずつ新しいものを生み出しているのも、アロエヨーグルトが定番でいられる秘訣なのかも。
・いまではFacebookでアロエヨーグルトファンとの交流も
担当者の方いわく、いまではFacebookでアロエヨーグルトファンたちとの交流もしているそうだ。特にいま流行りの『フルーツグラノーラ』とアロエヨーグルトをブレンドして食べると腹もちも良く食物繊維も豊富にとれるため、いろいろと工夫してチョイ足しするユーザーもいるそうだ。
ははー、なるほどなるほど! 商品だけでなく、きちんとファンの声を聞くことで20年のあいだアロエヨーグルトを定番商品にした森永はスゴい! さらにさらに! 20周年を記念した新商品企画「みんなメイドのアロエヨーグルト」では、ファンの声から生まれた新商品『森永アロエヨーグルト シャンパンカクテル テイスト』まで作ってしまった!
じつは記者は『森永アロエヨーグルト シャンパンカクテル テイスト』が20周年記念商品だと知らずに食べ、フワッとしたシャンパンの香りと上品な甘さをアロエヨーグルトに絶妙にマッチさせた美味しさに感動していたのだが、まさかコレがファンの声から生まれた商品だったとは……!!!
・テキトーに作った自分に反省
ヨーグルトにシャンパン入れたらウマいんじゃないの? と思ってアロエヨーグルトにシャンパンをかけて食ったらそのままの方がウマかったというテキトーなことをしたことを心から反省した! きっとコレは、アロエをヨーグルトに合わせる技術を持った森永だからこそできた、スゴい技に違いないだろう。
詳しく説明すると、シャンパンとヨーグルトを組み合わせた際にシャンパンを少しだけかけるとヨーグルトの味が勝ってしまい、あまりシャンパン感が無い。シャンパン感を出そうとシャンパンをたくさん入れてしまうとヨーグルト味のカクテルになってしまってヨーグルトのトロッとした感覚が失われてしまうため、非常に繊細なバランスが必要なのだ。
最近は朝食だけでなく、自分へのご褒美としてアロエヨーグルトをワインと一緒に食べている人も多いのだとか。担当者の方も「ぜひアロエヨーグルトを食べていただいて、女性のみなさんにキレイになっていただきたいです(笑)」と爽やかな笑顔で言っていた。もしかすると担当者さんがイケメンなのは、毎日アロエヨーグルトを食べているからかもしれない(あくまで予想です)。
ちなみに森永アロエヨーグルトの2連タイプは、フルーツヨーグルトの商品のなかで19年間連続販売金額ナンバーワン! アロエフレーバーのなかでも4割のシェアを持つスゴい商品なのだ。そんなファンから愛され続けるアロエヨーグルトの新フレーバー『森永アロエヨーグルト シャンパンカクテル テイスト』、美しさを追求する女子だけでなく男子も、ぜひ試してみてくれ! マジでウマいぞ!
参考リンク:みんなメイドのアロエヨーグルト
Photo:Rocketnews24.
▼森永アロエヨーグルトは豊富なラインナップを取り揃えている
▼こちらがファンの声から生まれた『森永アロエヨーグルト シャンパンカクテル テイスト』
▼本物のシャンパンを使用したこだわりの味だ
▼お話ありがとうございました!