まもなくハロウィンですね。仲間内での仮装パーティーや、外部のパーティー参加を予定している人も多いでしょう。参加するパーティーが女性のみの場合なら、ある程度はどのような仮装でもオッケーでしょうが、異性として意識する男性が参加する場合は、三十路女性としてどのような点に気を配るべきでしょうか?
・自虐は×
基本的にはどのような仮装でもオッケーであると筆者は考えます。ただし、それに伴う自虐発言は絶対に避けましょう。大事なことなので2度いいます、自虐発言は口が裂けても言ってはいけません。
「熟女なのにセーラー服で来ちゃったよ」などの自虐発言をされても、周囲はどう反応すべきなのか困惑します。「そんなことないよ、似合っているじゃん」という褒め言葉を期待しているかのように勘違いされるのは、あなたとて本意ではないはず。だからと言って、「いい歳してセーラー服はねえだろ!」などツッコまれた際には、どうせパーティー会場で暴れ回るのでしょう?
自虐発言は、楽しいパーティー会場を破壊する導火線です。くれぐれも慎むように。
・定番コスプレは男性の印象に残らない
ここ数年、ハロウィンの仮装傾向を見ていて感じるのは、魔女コスプレが多いということ。猫もシャクシも魔女! 魔女! 魔女! 魔女が人気の理由はなんとなくわかります、黒ベースなので痩せて見えますし、セクシーさも演出できるからなのでしょう。
だからと言って、右にならえで魔女コスプレ参戦しても、男性陣の印象には残りません。また、「美魔女じゃなくて魔女でーす」などの寒い自虐発言をしてしまう危険性も。魔女姿に特別な思い入れがない限りは、別の仮装を推奨します。
・女アピールよりもむしろ……
ハロウィンパーティーではないのですが、知人の結婚式の2次会が、「ドレスコード:仮装」だったことがありました。ほとんどの女性客が、チャイナドレスやメイドなど、女アピール強めだった会場の中で、男性陣から人気を集めていたのは、動物の全身着ぐるみの女性でした。色気もへったくれもありませんが、それがむしろ好印象に繋がったのでしょう。動物の着ぐるみなら、飲み食いしてもポッコリお腹が目立たないので、会費の元を取るという意味でも利点があります。
ハロウィンは、表向きは仮装パーティーってことになっていますが、その本質は「クリスマス」に向けての貴重なチャンスの場です。「まだ2カ月も先だし……」などと悠長なことを言っていると、シングルベルになる危険性も! ハロウィンパーティーに向けて、ふんどしを締め直しましょう。
恋愛コラムニスト: 菊池美佳子 Twitter / ブログ
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