現在、北朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)氏の健康が深刻な状態ではないかと、韓国メディアで報じられている。
元々ふっくらした印象があった金正恩氏。しかし、最近「ストレスにより激太りした」というのである。たしかに昔と今を比較したビフォー・アフター画像を確認すると、少々ふっくらしているようにも見える。
・金正恩氏 激太り説
これを報じたのは、脱北者団体「自由北朝鮮放送(RFC)」のラジオ放送であるという。金正恩氏が、初めてメディアに登場したときの体重が100キロ前後であったのに対し、2013年末~2014年にかけて120キロに激増したと伝えられている。
・心理的なストレスによるものか
100キロ時代は、まだ首のラインを確認することができたが、近影を見てみると首周りがかなりふっくらしたようで、体重が増えた様子を確認することができる。しかも肥満からくる心筋梗塞の症状も出ているという情報もある。
複数の韓国メディアでは、この「激太り」を心理的なストレスからくる暴飲暴食が原因ではないかと見ているそうだ。
・原因は叔父のチャン・ソンテク氏の処刑?
韓国メディアは、この心理的ストレスの原因を、2013年12月に執行された叔父であり側近のチャン・ソンテク氏の処刑ではないかと見ている。この頃から、金正恩氏は不安からくる暴飲暴食、暴走、うつ病、顔面麻痺などの症状が出ているというのである。
・現在、週2回の治療を受けているらしい
金正恩氏は、現在、一族や高級幹部が診療を受ける「ボンファ診療所」で週に2回のペースで治療を受けているそうだ。自由北朝鮮放送によると、金正恩氏の通院が同診療所の医師の間で噂になっているという。それに対し北朝鮮当局は噂を広める人々に対し、取締りを行っているとのことである。
この心理的ストレスによる激太り・健康不安説について、韓国の政府関係者は「そのような情報は聞いていない」、他の関係者も「自由北朝鮮放送の報道には根拠がない」とコメントしているが、実際はどうなのだろう?