マクドナルドは、2014年2月18日から「アメリカンヴィンテージ」キャンペーンの第3弾、「アメリカンファンキーBBQビーフ」、「アメリカンファンキーBBQ チキン」の販売を開始した。
アメリカンヴィンテージシリーズのファイナルにふさわしく、アメリカ人のソウルフードとも言えるBBQソース仕立て!! トリを飾るのにふさわしいお味なのだろうか? まずは「アメリカンファンキーBBQ チキン」を、実際に食べてみた。
・ボリュームたっぷりの「アメリカンファンキーBBQ チキン」
「アメリカンファンキーBBQ チキン」は、バンズ(パン)で、ジューシィでサックサクの厚いチキンとレタス、チェダーチーズとピクルスをはさんだ定番サンドイッチ。これを10種類のスパイス&ハーブをブレンドした特製BBQソースで仕上げた、何ともアメリカ~ンなメニューである。
・ピリリとパンチのきいたBBQソース
マクドナルドのBBQソースと言えば、チキンマックナゲットのBBQソースだ。しかし、今回のソースはいつものBBQソースとは違うぞ。甘さもスマパイシーさも格段に上。すごくパンチがきいたソースなのだ。味が濃いので好みは分かれるかもしれないが、ジャンクフード好きなら好きな味かもしれない。
・あ、マクドナルドの味がする
まずは、はみだしたチキンに豪快にかぶりついてみる。「あっ、マクドナルドの味がする!!」というのが一発目の感想だ。いつものマクドナルドのフライ物の風味。奇をてらわない、ある意味安心のクオリティである。少し味が違うとはいえ、チキンとBBQソースが合うのは、マックナゲットで実証済みだし、特製バンズもいい香り。これはきっと美味しいはずだ!
・チキンの衣とバンズが干渉しあってボヤけた味に
だがしかし!! バンズと、チキンとレタス、チェダーチーズ、ピクルスにBBQソースを一緒に食べるとなんだか味がボヤっとしたものになってしまったのだ。バンズとチキンの衣が干渉しあって粉っぽい印象が強くなるのである。
チキンを使ったサンドイッチは前からあったが、今回、特に粉っぽい印象になったのは、そこにチーズのまったりさと、BBQソースの甘さが重なり、締まりがない味になったためだと感じられた。みずみずしいレタスの存在感は空気のようになってしまっていた。
それぞれをバラして食べると美味しいのに、一緒に食べるとその魅力が減少しまうのはとても残念。チーズを抜いて、BBQソースの味や量を控え、レタスの量を増やせばキリっとした味になるかもしれない。
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]