清楚な女性も悪くないと思いますが、より女性らしい雰囲気を醸し出した方が、男性にウケたりするものです。どんなに純度の高い恋愛でも、最終的にやることは決まっていますからね。艶やかな女性がウケるのは、そういった理由が背景にあるからなのでしょう。さて、ほど良い色気を演出するにはどうしたらよいのでしょうか？
・服装でのアピールには限度がある
一番手っ取り早いのは服装を工夫することでしょう。タートルネックよりも、胸元のあいたVネックのほうが色気のある演出には有効です。しかし、やり過ぎは禁物。露出度の高い服装といっても限度があります。この寒空の下、貝殻と葉っぱだけというわけにもいきませんからね。服装での演出は、あくまでもサブと考えてください。
・ボディタッチはわざとらしい
さりげなく男性に触れるボディタッチという作戦もありますが、好きなコに触れられるのは嬉しくても、好きでもないコに触れられるのは不快なものです。ベタベタ触り過ぎてしまったがゆえに、「馴れ馴れしいオンナだな」と敬遠される危険性があります。妙な疑惑を持たれても心外ですし。過度なボディタッチは、深い関係になるまで封印しておきましょう。
・好きな果物を訊ねられたら……
先日、とある合コンに参加した時のことです。デザートに登場したフルーツの盛り合わせから、「好きな果物」の話題になりました。私事で恐縮ですが、筆者が好きなのは、ダントツで柿！ 柿が好き過ぎて、中野の某居酒屋で柿サワーをオーダーした時は、さすがにビミョーでしたが、普通に食べるには柿が一番美味いと思っております。というわけで、「私は柿が好き！」と宣言したのですが、男性陣の反応は可もなく不可もなくといったところ。
続いて友人のA子が「バナナ」と発言したのですが、いやはや大いに盛り上がりましたね。男性陣からは「バナナって一番好きってほどのものでもないじゃん」とツッコまれていたのですが、A子は「バナナが一番です！ バナナが大好きなんです！」の一点張り。「バナナなら毎日食べられる」だの「硬めのほうが好き」だの、彼女の主張に男性陣は一喜一憂。最終的には、男性陣から高評価を得るにいたったのです。同性である筆者から見ても、なかなかウケがいいように思われました。
・結論
合コンや飲み会では、さりげなく「好きな果物」の話題を出しましょう。そして「バナナが好き」と言いましょう。柿が好きでも、バナナと言ってください。嘘も方便です。ポイントは、男性陣に変なツッコミを入れられても、「そういうつもりじゃないんですぅ」とブリッコを通すこと！ これで色気のあるアピールはバッチリです。頑張ってください。
恋愛コラムニスト: 菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト: Pyocotan Twitter