家庭で食べる中華料理の定番といえば、『焼き餃子』だ。さまざまな調味料を入れたりにんにくを多めにしたりと、独自の焼き餃子のレシピがあるという家庭も少なくないはず。
記者(私)も餃子が大好きで何度も試行錯誤しているのだが、どれもしっくりこない! 中華料理店の焼き餃子だとなんだか肉が多すぎる気がするし、かといって肉を減らすだけだとなんだか味気ない。
じゃあどうすればいいんだってばよ! と悩んでいると、あの茨城県つくば市にある、関東でもトップクラスの絶品イタリア料理店『アミーチ』の太田裕二シェフがFacebookで餃子を作っているところを公開していた。
究極に美味しいイタリア料理を作る太田シェフなら、絶対餃子も最強に美味しいはず! こ、コレは作り方を教えてもらわねば! ということで太田シェフに作り方を聞いてみたところ、簡単なコツを快く教えてくれた。
・イタリア料理のプロに聞いた焼き餃子のコツ
コツとしては野菜4:ひき肉1の割合で作り、オイスターソースで味付けをするそうだ。また、イタリア料理に良く使う食材のにんにくはあえて入れず、優しい美味しさにするのだとか。記者も以下の分量で実際に作ってみた。
・おもな材料
白菜 200g
キャベツ 200g
豚ひき肉 100g
しょうが 5g
オイスターソース 大さじ1.5
醤油 大さじ1
ごま油 大さじ1
餃子の皮
野菜をみじん切りにし、その他材料と混ぜる。水分が出てくるので、練ったらすぐに皮に包もう。あとは焼くだけなので、いつもの餃子と同じで非常に簡単である。焼きたてアツアツを酢醤油につけてパクッと食べてみると……。
うっ、ウンマーーーーーーーい! 豚挽き肉を赤身の多いものにしたのでアッサリしているし、野菜から出る水分にオイスターソースと醤油の旨味が加わって丁度良い味! ニラやにんにくなど強い味の野菜も入っておらず脂っぽくないので、いくらでも食べられそうだ!
さすが神レベルのイタリア料理を作る太田シェフ、もちろん本人が作れば段違いに美味しいものが出来上がると思うが、素人の記者でもここまで美味しいと思える料理を作れるコツを教えてくれたことに、心から感謝したい。
ホントにそんなカンタンに美味しい餃子が作れるの? と思った人はぜひ試してほしいぞ。さらに茨城県まで行けるなら、ぜひぜひアミーチへ行って太田シェフの絶品イタリアンを一度は味わってくれ! きっと行ってよかったと思うはずだ!
取材協力:アミーチ 太田裕二シェフ
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.