クリスマスまであと約1カ月です。クリスマスと言ったら、なんといってもプレゼント! 「自分はおひとりさまだから関係ない」などと思わずに、あと1カ月で奇跡的に恋人ができるかもしれないのですから、有事に備えてプレゼントのことも考えておきましょう。今回はクリスマスプレゼントについて、考えてみたと思います。
・贈る際は異性の友人から参考意見を募るべし!
同性の友人に何かプレゼントする場合は、だいたいの感覚は掴めますが、贈る相手が異性となるとそうはいきません。たとえばサイズ! これは筆者の経験談なのですが、下着をプレゼントしようと紳士服売り場へ赴いたものの、MサイズなのかLサイズなのかわからず、困り果てたことがありました。一体ナニをもってS・M・Lが決まるのか、体型で判断すべきなのか迷ってしまったのです。
こういったシーンで頼りになるのが異性の友達です。最近仕事でスーツを着用する男性にネクタイピンを贈ろうとしていたところ、「タイピンしているオトコってほとんどいないぜ」と、男友達からスーツ男子の正確な習慣を教わることができました。身近な異性の友達は有効活用しましょう。
・もしもナマ歌をプレゼントとして披露された場合
プレゼントって、なんでも手放しで喜べるとは限りません。ごく稀にですが、もらって困惑するようなプレゼントを頂くことがあります。筆者は(売れない)ミュージシャンの男性が、地方ライブとからから帰ってきた際に、お土産がラヴソングだったことがありました。バンドマンと交際中の女性は、こういった目に遭遇することがしょっちゅうだと思います。
ミュージシャンでなくてもナマ歌を聞かせようとする人がいるかもしれません。もしもギターの弾き語りによるナマ演奏が始まったときの対処法ですが……、修行だと思って耐えるしかないでしょう。演奏中は、考え事の時間にあてましょう。部屋の一点をぼーっと眺めていると、「キャビネットにホコリが溜まってきたなぁ。掃除しなきゃ」など、日常では意識が回らない部分に気付くことも出来ますよ。とにかくナマ歌は修業だと思って耐えるべしです。
・自作の詩や小説は困る
これまた迷惑なプレゼントです。内容が優れているならまだしも、異性に贈られる詩や小説って駄作であることがほとんど。しかし、お相手の作品に対して辛辣な意見を述べるのはちょっと気が引けますよね。
こうなったら、評価を世間に任せましょう。「コンクールに応募してみたら?」と、ケータイ等で直近のコンクールを検索し、「宛先、メールに転送するね」と相手のアドレスに送りつけるのです。公募の場において正当な評価が下されれば、おのずと気付くはずですよ。自分の実力に。
クリスマスは年に一度のもの。それを彩るのが、ケーキやツリーと並んでプレゼントです。お互い、良い気持ちでクリスマスが迎えられるようにしたいものですね。
恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
illustration:Pyocotan