『ガリガリ君』は、日本で一番有名なアイスと言ってもいいくらいの定番商品だ。いつものソーダ味も人気だが、びっくりコラボでも大人気! とくに2012年に発売されたコーンポタージュ味は、売れすぎて生産が追いつかず、発売わずか4日で販売休止になるほどだった。
そして2013年の『ガリガリ君』は、まさかのシチュー味! これがまた美味しい!! ご飯にも合う! ……ということは、フツーにシチューを凍らせてもウマいんじゃね? 気になったので早速作ってみた!
・自家製『ガリガリ君』シチュー味の作り方
1. 『クレアおばさんのシチュー』で、ジャガイモのみのシチューを作る
2. 型に流し込んで木のスティックを入れて冷凍庫で凍らせる
3. 5~10時間放置して、凍ったら完成(冷凍庫により時間は異なります)
・ポイントは2つ
作り方のポイントは『クレアおばさんのシチュー』を使うこと。というのも、『ガリガリ君 シチュー味』は、『クレアおばさんのシチュー』とのコラボだからだ。
そして、具材は イモ オンリー! ニンジンじゃダメだ。肉でもダメだ。というのも、『ガリガリ君 シチュー味』の具はジャガイモだからだ。
・凍らせてみた → シチューだった
冷凍庫から取り出してみると……。こ・れ・は!!!!! 純白のアイス!!!!!! 見た目だけは完全に『ガリガリ君』である。これは味も期待できるぞ! とりあえず型からはずし食べてみる。すると……。シチューッ! どこを味わってもシチューーーーーッ!! ミルクの甘さが美味しい『ガリガリ君 シチュー味』じゃない(笑) でもンマァァァァァァァァァァァーーイ!
・温かいシチューとは逆の味わい
『クレアおばさんのシチュー』は鶏と野菜のブイヨンが売りなだけあって、カチコチに凍っても、そのコクをしっかりと感じることができる。その後に、ミルクのまろやかさが口のなかに広がる。温かいシチューがミルク味 → コクの順で味が広がることを考えると逆回転の味わいだ。
もちろん、これはこれでアリ! 「わざわざ凍らせなくても」と思う人もいるかもしれないが、凍らせたシチューは、すでに料理として完成されている煮魚を煮こごりにする、というようなハイグレードな感覚を味わうことができる。また、これをあえてホカホカご飯にかけるのもありだろう。
・練乳を入れたら『ガリガリ君 シチュー味』に近づくかもしれない
だが、より『ガリガリ君 シチュー味』に近づけたいのなら、シチューに練乳を混ぜてもいいかもしれない。同じミルク同士なので相性は悪くはなさそうだ。結果として、『クレアおばさんのシチュー』は凍らせても美味しかった。しかし、『ガリガリ君 シチュー味』にはならなかった。あのミルクの甘さと、ほんのりとしたシチュー感は研究のたまものなんだなぁ……。
なお、赤城乳業によると、10月29日発売の『ガリガリ君 シチュー味』は生産体制を整えて販売に臨むとのこと。シチュー味では、コーンポタージュ味のときのようなガリガリ君難民になることはないかもしれない。
参考リンク:『ガリガリ君リッチ クレアおばさんのシチュー味』
Report:沢井メグ
Produce: Kuzo
▼使うのはもちろん『クレアおばさん』だ
▼ジャガイモシチュー
▼冷凍庫に入れて……
▼凍ったら完成!!
▼シチューッ!!
▼こちらが本物の『ガリガリ君 シチュー味』
▼こちらが自家製シチューアイス、完全に一致や!!