2013年のプロ野球はレギュラーシーズンの全日程が終了した。ベテラン選手たちの引退試合やセレモニーが行なわれ、惜しまれつつグラウンドに別れを告げたことは記憶に新しい。
選手にとって年齢による衰えは常につきまとうものだが、現役最年長である中日ドラゴンズの山本昌投手は49歳となる来季も続投することが決まったぞ! 今回は、プロ生活30年を迎える彼のスゴさについて迫りたい。
・山本昌投手とは
1965年8月11日生まれの48歳。1984年に入団した中日ドラゴンズ一筋でこれまでプレーしている。今季は5勝2敗と貯金を3つ作り、通算勝利を218勝としてシーズンを終え、球団最多勝記録を更に更新した。
針の穴を通すくらいのコントロールがあり、多彩な変化球を駆使した熟練の投球術が持ち味だ。2006年9月16日に行なわれた阪神との一戦ではノーヒットノーランも達成している。また、投手として最大の栄誉でもある沢村賞も94年に獲得しているぞ。
・最年長記録
多くの投手としてのさまざまな最年長記録を保持している山本昌投手。中日ドラゴンズは打席に立つ機会のあるセ・リーグということもあり、最年長安打、打点も彼が保持している。
・ラジコンの腕も超一流
無類のラジコン好きで有名な山本昌投手。その操縦技術は趣味の域を超えて全国レベルと言われており、名古屋での大会でもエキスパートクラスで優勝した実績もある。ちなみにラジコン大会の方では、本名の「山本昌広」で出場している。
・山本昌投手の現役続投に対するネットユーザーの声
「不老不死山本昌」
「山本昌投手の偉大さを感じずにはいられない」
「山本昌が中日に指名されたのは確か僕が小4の頃だったはず…」
「山本昌が歴史を変えてゆく」
「また山本昌と三浦知良が名選手を見送ってしまったか。」
「生きているうちに山本昌の引退が見れると思うとものすごくありがたいことのように感じる」
などなど。現役続投は嬉しいニュースという声が多数。サッカーで現役を続けているキングカズこと三浦知良選手と同様に現役のレジェンドとして、まだまだ活躍をして欲しいという声も多く見られた。
体のケアなど裏側での計り知れない努力があるだろうが、49歳まで一軍で活躍することは簡単に真似できるものではない。大台である50歳での登板を見るためにも、来季のさらなる活躍を期待したい。