宮崎駿監督が記者会見で長編アニメからの引退を発表「今回は本気です」「私の長編アニメーションの時代は終わった」

ロケット編集部

2013年9月6日

hayao

つい先日、スタジオジブリの宮崎駿監督が引退を発表した。このニュースは日本のみならず、世界中で報道され、多くのファンを驚かせたことは記憶に新しい。そんな宮崎駿監督が、本日2013年9月6日14:00より記者会見に臨んでいる。

記者会見冒頭、まず宮崎監督は「僕は何度もやめるといって騒ぎを起こしてきた人間なので、どうせまただろうと思われているのでしょうけど、今回は本気です」と発言。今回の引退発表が本気であることを明らかにした。

また、その後の質疑応答において、「私の長編アニメーションの時代は、はっきり終わった」と長編アニメから引退することをキッパリと語っている。『風の谷のナウシカ』の続編はあるのかという質問にも、「それはありません」と返答。

なお、ちなみに引退後については、「僕は自由です。やりたいことがあります。やりたいことがあるけど、やれなかったらみっともないから、今は言いません」と発表。また、「僕は文化人ではありません。何かを発信しようとかは考えていません」とも語っている。

はたして宮崎監督の「やりたいこと」とは何だろうか？　漫画だろうか？　それとも……。いずれにせよ、今後の宮崎監督の活動に注目だ。きっと長編アニメ映画ではない「何か」でも、われわれを楽しませてくれることだろう。