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【三十代女子の恋愛奮闘記】金? ルックス? 結婚? ひとつの側面しか見えない恋愛に潜む危険性

2013年8月20日

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人を好きになる時は、多面的に好きになりましょう。「ルックスが好みだから、性格や経済面はどうでもいい」とか、「セレブな部分に惚れたから、ルックスや性格はどうでもいい」という考えは非常に危険です。今回は相手男性のひとつの側面しか見えない、危険な恋についてお伝えしましょう。

・誰でもみな、冷静な自己分析はできている
人間は、三十年も生きていれば、だいたい自分の優れているところ・劣っているところがわかってきます。イケメンや美人は、己の容姿が良いことを自覚しているでしょうし、経済的にゆとりがある人は、自分が稼げていることを自覚しています。これは決して、自惚れという意味ではありません。冷静な目線で、「自分は、ありがたいことに容姿には恵まれているようだ」と自己分析できているという意味です。

・一部分しか見ない恋愛の落とし穴
さて、貴女がイケメンを好きになったとしましょう。好意を抱かれたイケメンは、「このコは、俺の容姿に惹かれているんだな」ということに気付きます。ここから、「始めは容姿だけに惹かれたけれど、段々彼の人間性にも魅力を感じるようになった」と思えればノープロブレムです。しかし、いつまでたっても相手の本質を見ようとせず、顔立ちばかりをニヤニヤしながら眺めていると、やがて相手男性は気付くのです。「このコは、俺の顔だけを気に入っているようだから、ほかの部分は頑張らなくてもいいや」と。

・発展性のない関係に気付けなくなる
そしてその結果、メールの返事が遅くなったり、デートの回数が減ったりしていきます。相手男性の態度がテキトーになってくると、普通はイヤになってくるものですが、相手の顔立ちだけにベタ惚れしている女性は、テキトーな態度をとられていることに気付けないのです。なぜなら、相手の顔は1ミリも変わっていないから。そして延々と、発展性のない関係から抜け出せなくなるのです。

・相手は悪くない
イケメン男性が悪いといっているのではないですよ。イケメン男性はちっとも悪くないです。悪いのは、相手の別の部分も見ようとしなかった女性のほう。なお、これはセレブ男性への恋や結婚目的の恋にも同じことがいえます。「結婚してくれるなら誰でもいいわッ!」という打算的な考えは、すぐ男性に見抜かれてしまいます。そしてその結果、「確かに僕は結婚を前提に付き合える女性を探しているとはいったけど、誰でもいいって思われちゃうのは心外」と、相手男性は去っていくのです。

好きな人が薄情だと感じている女性は、いま一度自分の心の中を確認してみましょう。「顔さえよければ」とか「金さえあれば」とか「結婚さえしてくれれば」という考え方は、相手男性にバレバレだったりするものですよ。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:マミヤ狂四郎

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