一般的に忠実なワンコに対してニャンコは気分屋のツンデレだと言われている。いつもツンツンなニャンコ様のデレモードはまさにプライスレス!! なのだが、ときにニャンコは「えっ、まだ足りないの?」というくらいなぜなぜを要求してくることはないだろうか?
どうしてニャンコは、こんなにもなぜられるのが好きなのだろうか? その理由が海外サイトで紹介され、注目されている。
・なぜられるのが好きな理由「人間の手と母猫の舌の感触が似ているから」
ニャンコが人になぜられるのが好きな理由。それは人間の手の温もりと感触が、ニャンコの舌に似ているからだという。人の手で行うなぜなぜは母猫の毛づくろいに似ているそうだ。大人になってもかすかに残る母猫への甘えたい気持ちが、なぜられたいという要求につながっているというのである。
・動物学者「飼い主の前ではいつまでも子猫のまま」
我が道をゆくニャンコに甘えん坊な要素があったとは……この件について、イギリスの動物学者であるデズモンド・モリス氏も著書の中でこう述べているそうだ。
「子猫にとって母猫というのは『食事を与えてくれ、世話をしてくれる保護者』という役割で、いつも舌で子猫の毛づくろいをしてくれる。飼い猫の場合、体が大人になっても人間が絶えず母猫のようになぜるので、飼い主に対しいつまでも子どものままでいるのです」
・なぜたとき尻尾を立てたら信頼されている証拠!?
猫はなぜられると、体を弓なりにし、尻尾をピン立てはしないだろうか? これは子猫が排泄を促すため母猫に肛門をなめてほしいときに出すサインの名残だ。もし、あなたのニャンコがこんなポーズをとってきたら、それはあなたのことを「お母さん」のように信頼している証拠かもしれない。
・ニャンコだって甘えたい
なぜられるのが好きかどうか。これは、ニャンコの個体差や気分によって違うかもしれない。しかし、執拗なおねだりは甘えたい証拠であるよう。そんなときは優しくたっぷりとなぜてあげるとニャンコも喜ぶだろう。
参照元:ET Today(中国語)
Photo:Rocketnews24.