トリュフやフォアグラなどの高級食材をふんだんに使っているのに、ありえないほどリーズナブルな価格で大人気のイタリアンレストランといえば、『俺のイタリアン』だ。
ほかにも『俺のフレンチ』や『俺の焼き鳥』、『俺の割烹』などの業態をつぎつぎと作る、今いちばん勢いのある外食チェーンといっても過言ではない同店だが、知らない間に『俺のコリアン』というお店が高円寺にできていた。
あれっ? いつもは新業態を出すと毎回ニュースになるのに、いつの間にできたんだろう!? しかも高円寺にお店を出すなんて珍しいなぁ……。いつもは大田区や新橋あたりに最初は作るのに。と思いつつ、気になったので入ってみることにした。
・珍しいことにお店は空席が目立つ
「俺の~」シリーズのお店はいつも満席というイメージがあるが、『俺のコリアン』にはそれほどお客さんが入っていなかった。あれ、コレってじつは違う店なのかも……。でも看板の字はソックリだし、一応「俺のイタリアン」の広報に系列店なのか聞いてみると、衝撃の返事が!!
・俺のイタリアン広報「うちとは関係ないです」
なんと、俺のイタリアン広報によると「俺のイタリアンとは関係ない」とのことだった! マジかよ(笑) でも入ったんだし、味を見てみないともったいない。せっかくなのでいろいろ食べて帰ることにした。するとまたまた衝撃の結果が!!
・新大久保で出店したら人気になるぐらい激ウマ
注文した『俺のコリアンサラダ』は甘酢が野菜やゆで卵をさっぱりと食べさせてくれるし、焼き物の『上タン』はただ単に丸くカットするのではなくやわらかく食べられるこだわりを感じられる切り方。
炭火で焼く『サムギョプサルセット』は1人前680円とリーズナブルなのにボリューム満点だし、『のり巻き』は日本人でも違和感無く食べられるマイルドな味付けになっていた。コリアンタウンの新大久保に出店しても、人気店になりそうなぐらい美味しい。
・なんでこんなまぎらわしい名前にしたんや……
美味しい韓国料理を食べ大満足で店を出ると、お店の前を歩いていたお兄さんたちが「これパクリだろ(笑) ヤバくね?」と言いながら通り過ぎていった。
確かに日本人でも楽しめる、とても美味しい韓国料理店なのに、なんでこんなまぎらわしい名前にしたんや……と残念に感じた。「俺の~」シリーズのパクリで適当な店だと思われ、客にスルーされたらかなりもったいない。
・日本人向けの韓国料理店
『俺のコリアン』を総評すると、日本人向けにアレンジされた料理をリーズナブルな価格で食べられる、日本人向けの韓国料理店だと思った。店員さんも日本人のようだったし、美味しさについては間違いない。
名前がどうかというのはおいておくとして、高円寺周辺で韓国料理を食べたい! という人には、ぜひお勧めしたいお店である。それにしても、なんでこんなまぎらわしい名前にしたんや……。なんでこんなまぎらわしい名前にしたんや……。
参考リンク:俺のコリアン
Report:なかの