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【三十代女子の恋愛奮闘記】デートや合コン後のタクシー代はみんなどうしてる?

2013年5月28日

yamadagoro

お酒デートや合コンの後に、終電を逃してタクシーのお世話になる時ってありますよね。終電を逃さずとも、酔っ払いすぎて電車に乗るのが辛くタクシーを呼ぶこともあります。そういったシーンでのタクシー代、皆さんどのような認識をお持ちでしょうか? 男性持ち? それとも男女で割り勘?

・「帰りたい」と言った女性の意外な行動
つい最近参加した合コンで、思わぬ出来事に遭遇しました。深夜2時を過ぎ、一人の女性が、眠くなってきたのでもう帰りたいと言い出しました。彼女に対して、周囲は「お疲れ」とか「気を付けて帰ってね」という言葉をかけたのですが、不思議なことにその女性はいっこうに席を立とうとしないのです。

・タクシー代自腹を嫌がる
引きとめてほしいのかと思いきや、彼女の真意は全く違いました。隣に座っていた筆者に、彼女は小声で「なんで誰も『タクシー代大丈夫?』って言わないんだろう、チッ」とボヤいたのです。そう、彼女は、男性陣がタクシー代を気遣わないことに悶々としていたのです。Oh,No! 

・男性が負担する必要はない!
確かに20代の彼女は、参加者の中では一番若く、男性参加者たちは30代半ば~40代だったので、彼女にとっては懐に余裕のある大人に見えたのかもしれませんね。しかし、だからと言って、男性陣のうち誰かがタクシー代を負担する必要性は1ミリもないでしょう。同じ方面に同乗するならまだしも、彼女は一人で帰っていくのですから。筆者は、自分よりもだいぶ若い彼女が、さながらバブル期の生き残りのように見えてしまいました。

・今はバブル期にあらず!
このような考え方の女性は、今のご時世だいぶ少ないかと思われます。しかし少ないとはいえ、わずかでも生息しているのは事実! 男性読者の皆さん、タクシー代要求女に遭遇しても、毅然とした態度で断りましょう。女性読者の皆さんのなかに、万が一この女性のような考えの人がいたら、今すぐ改めてください。今はバブル期ではありません。

・タクシー代がありがた迷惑のケースも
タクシー代要求女の影響か、「タクシー代はオトコが出すもの」というスタンスの男性も存在します。「それならありがたく受け取っておこう」と思う女性もいるかもしれませんが、筆者は数年前にとんだありがた迷惑に遭遇したことがありました。当時の筆者は池袋に住んでいたのですが、池袋から三駅目にある後楽園駅付近でお酒デートをした帰りのことです。相手男性が、勝手にタクシーを止め、ドヤ顔で私に紙幣を一枚握らせ、「運転手さん、池袋まで」と言い放ちました。握らされたのは1000円札です。

・電車で帰るつもりだったのに
土地勘のある方はお気付きでしょう! タクシーで後楽園から池袋までは1000円で足りないのです。しかもまだ電車のある時間帯だったので、電車で帰るつもりでいました。当時はウォーキングがマイブームだったので、星空を眺めながら歩いて帰ってもいいかなぁとも思っていました。結局、1000円を超過したぶんの数百円は自分で負担したのですが、時給1000円のしがない派遣社員だった私にとっては、その数百円の無駄な出費が痛かったと記憶しています。

・いっそのこと泊まろう!
この男性は、良かれと思ってしてくれたのでしょうが、結果的にその気持ちが裏目に出てしまったことになります。こういったすれ違いも起きるくらいですから、男性はタクシー代を出さず、女性はタクシー代を求めないのがベスト!  という結論に達します。タクシー代に関してごちゃごちゃ考えるくらいなら、いっそのことホテルに向かったほうがよっぽどスマートですよ。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト:マミヤ狂四郎

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