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【検証グルメ】「うまい棒のとんかつソース味」でとんかつを作ったら「うまい棒味のとんかつ」ができるのか?

2013年3月21日

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1979年7月の発売以来、国民的駄菓子として愛される「うまい棒」。1本10円とリーズナブルな上に、さまざまなフレーバーがあることが人気の秘密だ。しかも、その味は駄菓子なのにかなりリアルである。

そんな細やかな味付けのうまい棒だが、ふと疑問がわいた。「うまい棒のとんかつソース味」でとんかつを作ったら「うまい棒とんかつソース味のとんかつ」ができるのだろうか? 早速作ってみた

・パン粉の代わりにうまい棒
一般的なとんかつの作り方は、肉に小麦粉→卵→パン粉の順につけ、カラっと揚げるというものだ。この工程でうまい棒が入り込める余地はやはり「パン粉」の部分だろう。

・肉1枚あたりうまい棒4本
そうと決まれば、おろし金で豪快にうまい棒をすりおろすッ! うまい棒は1本あたり6グラム。今回は肉1枚あたりうまい棒を4本使用した。うまい棒は1本10円なので合計40円だ。コストパフォーマンスも悪くないように思える。

・カラっと揚げてみた →うまい棒の味がした!
揚げている間、特に香りが立つわけでもなく、仕上がりも普通のとんかつだ。しかし食べてみると、ふわっととんかつソースの味がするではないか!! 元のうまい棒ほどではないが、確かにほんのりとうまい棒の味がする。

とんかつソース味のうまい棒でとんかつを作ると、うまい棒とんかつソース味のとんかつになるのである。粉砕され、さらに油の中につっこまれても、うまい棒はうまい棒の味をキープできるのだ!!

ちなみに、人気のめんたい味でも作ってみたのだが、めんたい味の方がとんかつソース味よりは、元のフレーバーが強く残ったように感じられた。

・とんかつの新ジャンルになる予感! 「フレーバーとんかつ」
うまい棒味のとんかつは、そのまま食べてもいいし、またさらに醤油やケチャップなどの調味料をかけると元のフレーバーが引き立ち美味である。個人的には「フレーバーとんかつ」というジャンルを作ってもいいと思うくらいだ。

ただ、うまい棒とんかつは、パン粉のとんかつより油の吸収が激しく、焦げやすいようだ。調理の際は注意が必要である。しかし手間ではないので、うまい棒好きなら作ってみる価値は十分にあるぞ!

Produce Report : 沢井メグ
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

▼うまい棒とんかつソース味

▼すりおろすで!!

▼めんたい味もやるで!

▼パン粉の代わりにかけてみた

▼とても焦げやすい、油断してるとあっという間に黒くなってしまうぞ

▼うまい棒とんかつソース味のとんかつ

▼うまい棒の味! うまい!!

▼こちらはめんたい味

▼うんめぇぇぇぇ!! 白ご飯食いてええええ!!

▼うまい棒万能伝説の発生です

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