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【三十代女子の恋愛奮闘記】夫や彼氏の私物チェックは廃止しましょう

2013年1月20日

彼氏が結婚話に消極的……。妙齢女性から多く聞かれるお悩みです。「せめて同棲にさえ漕ぎ着ければ、あとは勢いで!」と目論んでいる女性もしょっちゅう見かけますが、同棲話すらいっこうに進まないこともありますよね。彼氏が、同棲にも結婚にも乗り気でない理由は、いったいどこにあるのでしょうか? 

理由は人それぞれでしょうが、ほとんどの男性に共通して言えるのが、「自由な買い物が出来なくなる」ということでしょう。私事で恐縮ですが、昨年末に著書を三冊出しました。どれも、ややセクシャルな内容の書籍だったのですが、何人かの男性から「妻(もしくは同棲中のカノジョ)の手前、家に置けない」と言われ、衝撃を受けたものです。「結婚(もしくは同棲)すると、セクシャルな書籍を持って帰ることも出来なくなるのか?」と。

たしかに、本棚に堂々と陳列するにはハードルが高い気もしますが、カバンに忍ばせてこっそり持ち帰り、読んだ後はプライベートな引き出し等に収納することは可能なはず。それが出来ないということは、個人的な物品を保管するスペースを与えられていない、もしくは妻やカノジョが勝手に見る危険性があるということですよね。

セクシャル書籍がダメなら、ヌード写真集だのアダルティなビデオだのオナホールの類はもっと難しいでしょう。恐るべし、同棲! 恐るべし、結婚! 世の男性が、同棲や結婚に尻込みするのも頷けます。

なお、女性の友人からも同様に「夫(もしくは同棲中の彼氏)の手前、家に置けない」と言われ、これまた衝撃を受けました。考えすぎです! 貴女の夫や彼氏は、貴女が思うほど、貴女の私物を気にしていません。「夫や彼氏が私物チェックするかもしれない」という疑心暗鬼を生じてしまうのは、貴女が夫や彼氏の私物が気になっている表れでしょう。

私物チェックは、おのずと学生時代を連想させます。小中学生の頃、抜き打ちで私物チェックされることがありましたよね。あの記憶がフラッシュバックされ、安らげるべき場所であるはずの家が「学校」であるかのような錯覚に捉われ、落ち着けなくなってしまうのです。

家に置けないセクシャル書籍やヌード写真集やアダルティなビデオやオナホールを、やむを得ず職場に保管し、それが上司にバレて大騒動になるよりは、家に置ける環境を作ったほうが賢明です。もっと夫や彼氏を信じてあげてください。「妻やカノジョから私物チェックされているっぽい」という恐怖から解放してあげましょう。

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