ついにオウム逃亡犯の菊地直子容疑者(40)が逮捕された。相模原のトタン建物に、男性(41)と一緒に住んでいたという。同男性からプロポーズされた際には、「結婚はできません。実は私、オウムの菊地直子です」と男性に打ち明けたという情報もある。
いずれにしても、17年間にわたる逃亡劇は昨日2012年6月3日で幕を閉じた。同じく、長きにわたり逃亡していた特別手配被疑者といえば、平田信容疑者(47)である。彼は2011年の大晦日12月31日に、突如として警視庁へ出頭。国民に大きな衝撃を与えた。
そして……残すオウム逃亡犯、正式には「オウム真理教関係特別手配被疑者」は、高橋克也容疑者(54)ただ一人となった。
・高橋容疑者にかけられた懸賞金は1000万円!
昭和33年4月26日うまれ、現在の年齢は54歳。身長は約173センチで、眉毛が濃くて頭が大きい。近視のためメガネをかけている可能性もあるというが、彼はいまどこで何をしているのだろうか。
警視庁は、高橋容疑者に懸賞金をかけている。その額、なんと1000万円。うちわけは捜査特別報奨金が800万円、私的懸賞金200万円とのことで、応募期間は2012年(平成24年)の10月31日までだ。
・情報提供者がたくさんいたら1000万円はどうなる?
気になるのは、容疑者検挙につながる情報が、同時多発的に集まった場合、1000万円のうちわけはどうなるのか?という疑問であるが、警視庁は以下のように定めている。
・私的懸賞金200万円は、容疑者検挙に最も寄与した情報提供者に支払われる。
・上記のような人が複数いる場合は、各平等に分割して支払う。
・挙に寄与した情報の判定は警視庁が行う。
などである。つまり、たとえば今日、複数の者から「高橋克也の居場所が分かった!」という情報が寄せられ、その情報をもとに高橋克也容疑者の検挙につながった場合は、懸賞金1000万円は山分けとなるようだ。しかしながら、これだけの時間を逃亡している高橋克也容疑者、そう簡単に姿をあらわにするはずがない。
きっとどこかに潜んでいる。もしかしたら、あなたのまわりにいるかもしれない。「おや?」と思う人がいたら、よく目を凝らして見て欲しい。そして、「これだ!」と思ったら警察に通報しよう。1000万円だ。1000万円の懸賞金をかけられた男は、必ずどこかに “いる” のだから。
参照元:警視庁オウム真理教関係特別手配被疑者
▼この顔にピンときたら110番だ