東京スカイツリーがオープンして約1週間、連日大勢の人が訪れ、早くも人気スポットになっている。そのスカイツリー周辺で思わぬ事態が発生した。
新しくできた歩道に侵入してしまったタクシーが、通行人によって助けられるという出来事があった。その一部始終をとあるネットユーザーがYoutubeに公開しているのだが、タクシーのドライバーは救助された後に、お礼も言わずにその場から走り去ったのである。どうして運転席から降りて、「ありがとう」の一言もいえなかったのだろうか?
公開されている動画によると、これは2012年5月25日深夜の出来事のようだ。どういう訳か歩道に侵入してしまったタクシーは、無理やり階段を降りようとして、後輪が浮き上がり走行不能になった。
そこへたまたま通り掛かったと思われる人々が集まり、階段を降りられる方法を知恵を相談。車体を押したり、トランク部分を押さえるなどして、やっと階段を降りることができたのだ。
ところがドライバーは、運転席から出てくることもなく無言でそのまま走り去ってしまった。なぜ、お礼が言えなかったのだろうか? また、周りに人が大勢いるのに、遠慮なくアクセルを踏み込む様子は、大変危険だ。ドライバーは危ないと思わなかったのだろうか? またなぜ、無理に階段を降りようとしたのだろうか?
このドライバーのとった行動には、いろいろと疑問が残る。人を乗せて走る仕事をしているのだから、安全面には十分に配慮してもらいたいものだ。
参照元:Youtube 動画「東京スカイツリータクシー」階段を下りる事件01、02」