白いふさふさの毛に、つぶらな瞳というなんとも可愛い見た目のホッキョクグマ。しかしホッキョクグマは「地上最大の肉食獣」という異名を持つほど危険な動物で、不注意に近づこうものなら自分の命を落としかねない。だがそのホッキョクグマに触わることができ、そしてしかも一緒に泳ぐことができる人物が世界に1人だけいたのだ!
その人物の名は、Mark Dumasさん(60歳)。彼は妻のDawnさんと共に、Ageeというメスのホッキョクグマを生後6カ月の時から育ててきた。そして「The Only Man In The World Who Can Swim With A Polar Bear」という動画には、16歳になった約360キログラムのAgeeとMarkさんが楽しそうにじゃれあっている様子が映し出されており、彼らの強い絆をその姿から感じ取ることができる。
動画のなかでMarkさんは、Ageeと草の上で抱き合ったり、水の中で一緒に泳いだりと、それはもう楽しそうに遊び回っており、多くのネットユーザーが羨望のまなざしを向けている。以下が、その2人の関係にやきもちを焼いたネットユーザーたちの声である。
「ホッキョクグマをペットとして飼えるなんて、彼は幸せだな」
「今まで見てきたもののなかで、一番可愛い光景」
「羨ましいな」
「私もこういうホッキョクグマが欲しい」
「あの男性がホッキョクグマに見えるから、こんなことになっているのか?」
「ワオ! これはすごいな。食べられなければ、いいけど」
「これが、夏にサンタがしていることなんだね」
「次のペットは何にするか決めた」
どうやら多くの人が、ホッキョクグマをペットとして飼いたがっているようだ。確かにあのふさふさの白い毛は、とても抱き心地が良さそうだ。しかしそのホッキョクグマとハグできるのは、世界で1人だけ。そう考えると、余計に羨ましくなってくるから切ない。
(文=田代大一朗)
参照元:YouTube/barcroftmedia