人気アイドルグループの「NMB48」の研究生、原みづきさんが卒業を発表した。中学3年生の彼女は勉学と芸能活動の両立を模索したが、結局受験勉強に専念することを選択。しかしながら、Google＋で先輩グループAKB48の高橋みなみさんの言葉を引用し、「努力は必ず報われるって憧れてる高橋さんが言ってたけど、みづきはそうは思ってません」と後ろ向きな発言を行った。
これを見たプロデューサーの秋元康氏は、彼女の名前を間違えて、「原みずき、頑張れ」とエールを送った。このミスは彼女にとってショックだったのではないだろうか……。
彼女の卒業が発表されたのは2012年4月9日のことだ。そして11日未明、Google＋で心中を明かしている。彼女によれば、自分だけでなく一緒にがんばってきたメンバーも、努力に努力を重ねて活動してきたのだが、有力メンバーに抜擢されなかったことが納得いかなかったようだ。
「研究生って頑張れば上にあがれるって言われたから皆頑張ってきたよな。でも結局あがれたんは5人だけ。じゃああーぽんとありぃとみづきは頑張ってないって思われてたんかなっていろいろ考えたりした」（Google+より引用）
と、無力感にさいなまれた様子を語っている。そして、「努力は報われる」といった高橋さんの言葉に、異論を持っていることを伝えている。
これを見た秋元氏は、「これ以上努力のしようがないくらい努力した場合ですよ。「この人た（ち）には見る目がない」と思いなさい」と、自分の努力を買ってくれない人に見る目がないと彼女を励ました。しかし、励ましの結びで、
「人生はマラソンなんだ。短距離走ではない。原みずき、頑張れ」（Google+より引用）
と、彼女の名前を「みづき」ではなく「みずき」と書いてしまったのである。肝心なメッセージで名前を間違ってしまったことについて、ネットユーザーからは「台無し」や「これはいかん」などの指摘が相次いでいる。間違いに気付いた秋元氏は、約1時間半後に訂正し「ごめんなさい」と謝罪しているのだが、名前さえも覚えてもらっていなかったと思うと、原さんはきっとショックだったはず。
いずれにしても卒業するその日まで、がんばって活動して頂きたいものである。
▼ 原さんにエールを送る秋元氏。でも名前は「原みずき」
▼ 約1時間半後……。
