ロケットニュース24

福島第1原発から20キロ圏内の住民の避難完了後、原子力安全・保安院の職員らは50キロ離れた場所へ退避

2011年3月16日

福島第1原発から半径20キロ圏内の住民らに対し避難指示が出ていたが、昨日15日の午前、警察と自衛隊の誘導・搬送によって全住民の避難が完了した。その一方で━━

TBSの報道によると、政府は、原子力安全・保安院の職員や自衛隊員らを福島第1原発から約5キロのところにある「オフサイトセンター」で待機させていたが、昨日15日の午前、第1原発から約50キロ離れた郡山市まで退避させたという。保安院の職員らの安全に配慮した結果であるとのことだ。

この報道に対し、Twitter上では「本当は50キロ圏まで危ないのか?」「逃げたってこと?」「住民は屋内待機なのに……」「住民より遠くに逃げるなんて最低!」など、戸惑いの声が続々と書きこまれている。

なぜ50キロも離れた場所に避難したのかについては、この報道だけでは判断できない。ちなみに、郡山市には陸上自衛隊の郡山駐屯地がある。

参照元:TBS News i

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