最近は、3Dテレビが何かと話題になっているが、その一方で「簡単にテレビ番組を録画したい」「テレビまわりの設置はすっきりしたい」というニーズは高く、録画機能を内蔵したデジタルテレビの市場も急速に拡大している。
そうした背景を踏まえ、パナソニックは2010年5月14日、320GBのハードディスク(HDD)とブルーレイディスク(BD)レコーダーを内蔵したオールインワンモデルのデジタルハイビジョン液晶テレビ「ビエラ」 R2Bシリーズとして、37V型の「TH-L37R2B」と、32V型の「TH-L32R2B」の2機種を7月9日より発売すると発表した。価格は、オープンプライス。
新製品の特長は、下記の3点だ。
1. BD+HDD内蔵のオールインワンモデル – 録る
BDドライブに加え、320GBのHDDを内蔵しているので、ふだんはテレビ番組をHDDに録画しておいて、他の機器でも再生したい番組や、バックアップで保存しておきたい番組だけ、BDに録画することができる。
2. くっきり鮮やかなハイビジョン高画質映像 – 見る
新IPSαパネルにより、ハイコントラストでクリアな映像に加え、色のつややかさ、黒の締まり感のある高品位な映像が視野角も広く、斜めから見ても正面から見る色との差が少なくなっている。映像コマ数を通常の2倍となる120コマ/秒で表示させ、進化した独自のアルゴリズムでより精度の高いコマ補間を行うと同時に、動き部分にフォーカスしたバックライト制御(黒挿入)を行うことで残像を大幅に低減した。
3. 2番組同時録画、Skype対応など、便利機能が満載 – 残す
地上・BS・110度CSデジタルチューナー2基(地上アナログチューナ-1基)を搭載しているので、2番組同時録画が可能だ。留守中に録画したい番組が重なった場合でも、両方の番組を録画することができる。売のビエラ コミュニケーション カメラを用意すれば、Skypeで遠く離れた家族や恋人、友人と、手軽にビデオ通話も楽しめる。
今回の「ビエラ」 R2Bシリーズは、「録画して消す」というHDDレコーダーならではの簡単で便利な録画スタイルはそのままに、「内蔵HDDに録画した番組をBDにダビングしたい」「BDソフトを再生したい」というユーザーのニーズに応えた製品であるだけに、3Dを必要としないユーザーには魅力あふれる商品に仕上がっている。