
X(Twitter)を眺めていたら、はなまるうどんの投稿が流れてきた。麺が約1キロの「メガつけ麺」なるものだ。爆盛り系メニューの新作だと思われる。
うどん1キロは、油断ならないぞ……! しかし3種類の異なる味のつけだし がセットのようで、ボリュームに耐えられるなら、食べやすそうにも思える。とりあえず、実際に試してみよう。
・テイクアウト不可
ということで、やってまいりました「はなまるうどん」。ここは商業施設のフードコート内にある店舗だ。はなまるでは「つけ麺フェア」を実施中で、「メガつけ麺」もその一環。
それぞれ単品で存在する「魚介豚骨つけ麺」「ゆず牛肉つけ麺」「辛魚豚骨つけ麺」の3種を、約1キロの麺と共に一気に味わえるのが「メガつけ麺」。
この手のメシで限界を攻めたいタイプではない方は、お好みのフレーバーを単品で楽しむのが良いと思われる。
しかし私は、この手のメニューに関心を持つ他の人々同様に、腹八分目という言葉が辞書に無いタイプの人間。店員さん、「メガつけ麺」1つお願いします。価格は1480円。
他のつけ麺シリーズはテイクアウト可能だが、「メガつけ麺」はテイクアウト不可だ。持ち帰って小分けにして……みたいなムーヴは許されない。
ここにあるのは、倒すか、倒されるかの2択だけ。おっと、つけだしは温のみのようだが、麺の温度を温か冷か選べるらしい。私は聞かれたので冷たくしてもらった。
・子供「でっか」
はなまるうどんは、多くの場合、オーダーしたら速攻で商品が出てくる。しかし「メガつけ麺」は5玉ということで、少し時間を要するもよう。
待つことしばし、出てきたのがこちら。
このフードコートには様々な飲食店があるが、ここで今、最もボリューミーな食い物を抱えているのは、間違いなく私であった。
横から見た方が盛り具合が伝わるかもしれない。ほぼ満席のフードコートで1キロ越えのうどんを抱えながら席を探していたら、知らない子供が「でっか」と言い残し、駆けていった。
「メガつけ麺」には、5つの小さい容器がついてくる。うち3つは3種のフレーバーのつけだしだ。この真っ赤なやつは……
2つある魚介豚骨のつけだしの1つにセルフでぶち込み、「辛魚豚骨」にするもよう。
麺の上にはこの通り、ネギや肉、メンマなどが乗っている。ここから先の食べ方は自由だ。
・辛さは偉大
味に関しては間違いない。まず麺だが、約束された讃岐うどん。はなまるは、ちゃんと香川県高松市のうどん屋ですからね。チェーン展開しても、麺は常にシコシコですよ。
つけだしも良い仕上がりだ。オーソドックスな「ゆず牛肉」。こいつは万人に愛される味だろう。目立つ特徴は無いが、どう食ったって無難に美味い。
「魚介豚骨」も絶妙だ。こってり気味だが、しかし好みがわかれるようなギトギトタイプではない。ほんのり魚介、ほんのり豚骨で、少しトロっと。どちらも中道を征く。
まずはこの2種でエンジンを慣らすのがいいのではなかろうか。麺は約1キロあるのだ。焦る必要はない。
しかし、うどんというのは、食った量以上に腹が膨れる感がある。物理的にペースダウンしかかるが……そこで輝くのが、真っ赤な「辛魚豚骨」だ!
さきほどまでの中道ムーヴはどうしたのか? こいつだけ原理主義的過激派だ。だがこの刺激的な辛さは、落ちかけたエンジンの回転数を復活させる。
全てがリセット、いや、辛さでブン殴られるという方が正しいかもしれないが、食欲が復活し、腹の苦しさもなんだか曖昧になる。味変という意味でも、「ゆず牛肉」および「魚介豚骨」とは別次元だ!
正直、食いきれるのか? 残すわけにはいかないが……という緊張感があったが、なんだかんだで素晴らしい満足度と共に完食できた。
1キロいける人たち、これはお勧めです。つけだしの組み合わせの完成度が、ガチで高い。
トッピングのレモンも色々できそうだ。私は丸ごと全部「辛魚豚骨」にぶち込み、レモン唐辛子フレーバーにした。タイとかインド料理でありそうな感じの味になり、味変力が高まります。
参考リンク:はなまるうどん
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.