ロケットニュース24

なか卯のウニがガチだ…! 漁村で売ってる牛乳瓶入りウニみたいなウニが、こんなに!!

2025年9月19日

2025年9月17日から、なか卯で「雲丹おろしうどん」と「ウニ丼」の販売が始まった。期間限定だそう。

公式HPによると、ウニはミョウバン不使用らしく、見た感じはとても美味そうだ……。これは食べてみる必要があるだろう。

・人気

ということで、初日の夜に最寄りの なか卯へ。ちょうど夕食時で、店内は混んでいる。テイクアウト待ちも結構いるぞ。ウニ丼っぽいのを食べてる者もいる。

これだよこれ。雲丹おろしうどんは並が840円に対し、ウニ丼は1780円か(一部店舗は価格が異なるもよう)。だいぶ価格に差があるが、ウニの量がそんなにも違うのだろうか? 両方試して比較するべきかもなぁ……


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売り切れ


早すぎるだろ!! いや、確かに混んではいるが、初日からこんな爆速でウニだけ消えるとは思っていなかった。他のメニューと比べて、けっこう高いほうだぞ? 

私の生活圏には2件しか なか卯がない。もう1件にも電話してみたが、そちらも売り切れていた。完全に出遅れたな。しかたがない。翌日に再チャレンジすることに。

ということで、朝から再びやってきました最寄りの なか卯。


ようし、ちゃんと売っているぞ。


ウニ丼は、小盛と並、ごはん大盛を選べるもよう。理由は後で判明するが、私のお勧めは ごはん大盛だ


そしてうどんは……おっと? 蕎麦もあるのか。うどんは普通にウニと合いそう。なんとなく想像がつく。しかし、蕎麦もやれるのか……? 


面白そうだったので、今回は蕎麦を選択。合計で2740円。なか卯でこんなに金を使うとは思っていなかった。


・ウニ

待つことしばし。届いたのがこちら。


あっ……。なんかもう、比較するプロセスいらないな。はい、皆さん。見ての通りです

今回のウニシリーズは、丼の並と 蕎麦・うどんでウニの量が驚くほど違います。今回のねらい目はウニ丼です。ウニは量こそ正義。見た感じだと、3倍くらい違うのでは?

じゃあまずは、のびないように蕎麦からいこう。ウニの量はスプーン比でこんなもん。


ウニは量こそ正義と言ったが、何よりも重要なのは鮮度だ。傷んだウニほど不味いものも、なかなか無いからな。

さて、なか卯は今回、高らかにミョウバン不使用を表明している。ミョウバンには、ウニの鮮度を飛躍的に長持ちさせる効果がある。ミョウバン無しのウニはすぐにグズグズに液化するものだ。

おぉ


箸で蕎麦と一緒につまんでも、全く崩れる気配がない。プルンプルンしているぞ……!! 自己消化が進んでベチャッとしているような様子もない。

食べると、失敗した冷凍ものにありがちなパサパサ感もなく、臭みもなく、マジでちゃんと美味い!!! このウニ、鮮度をガチってるんじゃないか?

ウニがとれる漁村に行くと、牛乳瓶みたいなのに入れられたウニが売られていたりするが、このウニはそのクオリティだと思う。ゼンショーが秘密の海鮮テクノロジーで上手いことやったに違いない。

蕎麦との相性は、意外にもけっこう良い感じだった。ただ、ウニの量が物足りない。やはり今回はウニ丼の勝利だろう


ソフトめのプリュっとした感じのウニが、蕎麦とはダンチな量で実装されている。1780円という値段は高いものだが、この量&クオリティのウニ入りで1780円は、ぜんぜん高くないっすわ。

そしてすでに述べた通り、マジで ごはん大盛がベスト。ボリュームが不明だったので並を選んでしまったのはミステイクだった。

並だとウニが余るのだ。まあウニだけ食っても美味いが、せっかくなら ごはんと一緒にいきたいだろう。

途中でワサビを入れて味変しても美味い。いやぁ、たまんねぇなこいつは! 皆さん、これは食べに行った方がいい。

最後に確証はないのだが、1つ思うところがある。家が近くない限り、テイクアウトはベストではない気がするのだ。店舗で即食べるのが最強なのではないか。

理科か生物の授業でウニの発生実験をやったことがある人は、それを思い出してみよう。授業開始時に生きていたフレッシュなウニの生殖線(これが、みんなが食べるウニの黄色い部分)も、授業が終わるころにはベチャっとしていただろう。

テイクアウトに20分とか30分とかかけたら、この記事のようにハリのある状態ではなく、うっすらと表面が黄色いゲル状になってしまうのではなかろうか。まあそれでも十分に美味いとは思うが。

参考リンク:なか卯
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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