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「東京ばな奈」がコメダの遺伝子でパワー系特濃バナナ味のシロノワールに / コラボ史上最強格な仕上がりのジェリコ

51分前

2024年10月30日から、コメダで「東京ばな奈」とコラボしたメニューの提供が始まった。東京ばな奈と言えば、言わずと知れた東京土産。

今回のコラボでは、コメダ定番の3種のフードが東京ばな奈フレーバーになるという。はたしてどのような仕上がりなのか、さっそく食べてみることに。

・3種

その3種とは、シロノワール、ジェリコ、そしてオーレだ。価格は以下の通りで、店舗によって異なる。

東京ばな奈 シロノワール 880円~940円,ミニサイズ:680円~740円
東京ばな奈 ジェリコ 660円~900円
東京ばな奈 オーレ 600円~840円


・シロノワール

まずはやはり、シロノワールからだろう。オーダーしたのは通常サイズ。まず目を引くのは、いかにもコメダらしい粘度の高そうな黄色いソース。いうまでもなくバナナ味のソースだ。


ソフトクリームの上からかかっている茶色いのは、キャラメルソースとのこと。そしてココア味のフィアンティーヌ。


恒例の断面もチェックだ。今回はデニッシュ内部にバナナ味のカスタードが仕込まれている。


こちらも粘度高めでいかにも濃そう。期待が高まる。


食べてみると、サクフワの温かいデニッシュに、ねっとり濃厚バナナ……! 表面のバナナソースはソフトクリームに冷やされており、バナナのフルーティ感が引き立つ。

対するデニッシュ内部のバナナカスタードはデニッシュの熱で温かくなっており、甘さが強く感じられる。二種類の異なる特濃バナナフレーバーが脳を素早く痺れさせる……!

はたして「東京ばな奈」がこれほどパワー系なバナナ味だったかと言われると、そんなことは無い気もするのだが、それはコメダの遺伝子を注入されたがゆえの変化だろう。

だいぶ濃くて強めな仕上がりゆえ、人によってはノーマルサイズだとバナナに負けてしまう可能性もある。そういう自覚のある方はミニサイズが丁度いいかもしれない。

しかし逆にそれは、特濃ボリューミーこそ正義なコメダニアンたちからすれば望ましい仕上がり。つまり、今回のコラボシロノワールは高得点ということだ



・ジェリコ

続いてはジェリコとオーレ。

ジェリコはコメダのコーヒージェリーの……パフェみたいな、ドリンクみたいな、何かそういうヤツだ。今回は東京ばな奈成分として、ホイップクリームの他にバナナリキッドが入っているもよう。

個人的な見解として、歴代の限定フレーバーのジェリコには、いうほどノーマルと変わらんな……みたいな。味の変化が弱すぎて、不味いとかではないのだが、特筆して褒める点も微妙に見つけづらいようなものも、ままあったように感じている。

しかし今回のコラボは大正解だ! シロノワール同様に濃厚なバナナのフレーバーが、バチバチに主張してくる! そしてコーヒーゼリーとバナナの相性もかなりグッド!! このジェリコは、歴代のコラボジェリコの中で間違いなくトップのクオリティだと思う。


そしてオーレ。

こちらもいい塩梅だ。しかしホットで甘さが引き立つ反面、ホイップのエアリー感で甘さやバナナみの主張は控えめ。シロノワールとジェリコは油絵のようで、オーレは水彩画のような感じ。

それぞれ違いはあれど、高い満足度が得られる仕上がりには違いない。ぜひ近所のコメダで食べてみてくれ! 

参考リンク:コメダ珈琲店
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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