東京ディズニーリゾートが発表した「お願い」がインターネット上で物議をかもしている。その「お願い」とは、公式サイトに掲載された「他のお客様等のご迷惑となる撮影および公衆送信は控えてください」というもの。
これを受けネット上では「公衆送信って何?」と議論が勃発。「ブログやTwitterに写真をアップするのもダメということ?」や「そもそも撮影も禁止?」と、さまざまな解釈を生んで注目を集めている。
ディズニーランドやディズニーシーで写真を撮るのも禁止になってしまうの!? 思い出を写真で残せないの!? Twitter とか Facebook でみんなと思い出を共有できないの!? 気になったので運営会社であるオリエンタルランドに問い合わせてみた!
・禁止行為に関する表現の変更
当初、東京ディズニーリゾートのパーク内における禁止行為の項目には「公衆送信または商業目的の撮影等」という表現が用いられていたが、「公衆送信」という言葉が、インターネットユーザーの間でさまざまな解釈を生んでしまった。シンプルにいえば「思い出の写真をネットに乗せちゃだめなの?」という不安。そういった状況を踏まえてか、以下のような修正が行われた。
掲載当初(2013年5月28日)の表現「公衆送信または商業目的の撮影等」
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修正後(2013年5月29日15時現在)の表現「他のお客様等のご迷惑となる撮影および公衆送信」
・オリエンタルランドに聞いてみた
修正が加えられたものの、やはり何だかよくわからない。運営会社「オリエンタルランド」の広報部に問い合わせてみたところ、禁止行為「他のお客様等のご迷惑となる撮影および公衆送信」の注意点は、以下の2つであることが分かった。
【ゲストが注意すべき2つのポイント】
その1:「他のゲスト(来園客)に迷惑をかけないこと」
その2:「個人で楽しむ範囲で画像や映像を利用すること」
・具体的に何をしてはいけないのか?
それでは、現在ネット上で話題になっている疑問「パーク内で撮った写真はTwitterやブログにアップしても大丈夫なの?」はどうなのだろうか。
この疑問について広報部の方に聞いてみたところ、個々のケースによって判断が異なるとのこと。著作権やプライバシーなど複雑な問題が絡んでくるので、ひとえに「これは大丈夫」「あれはダメ」とは言えないのだろう。
・まとめ
もう一度まとめると、今回掲載された禁止行為「他のお客様等のご迷惑となる撮影および公衆送信」について注意すべき点は、「他のゲストに迷惑をかけない」、「個人で楽しむ範囲で利用する」の2点である。
こうやって東京ディズニーリゾートが禁止行為を掲載したのも、一部の人の行為により、他のゲストの楽しい時間が台無しにならないための配慮なのかもしれない。ディズニーリゾートは「夢と魔法の国」だ。その非日常感からついハメを外したくなるが、今一度まわりを見て、お互いに楽しい時間を過ごせるようにしたいものである。
参照元: 東京ディズニーランド/東京ディズニーシーからのお願い
Photo:RocketNews24
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▼ゲスト一人一人の心がけが大事!
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