スゲェエエエ!! なんじゃコリャ~ッ! と思わず叫んでしまいそうな強烈なインパクト。それと同時に「カッコイイ、カッコよすぎる」と言わざるを得ないフォルム。これはゴム鉄砲だッ! 割り箸で作った経験をお持ちの方も多いと思う。子どもで扱える材料は割り箸だったかもしれないが、大人になると違うゾ! アルミやステンレスを材料にしたフルメタルラバーガン(ゴム銃)だ。その素晴らしい世界をご堪能アレッ!!
この作品は、神奈川県でお仕事をされているZumA2氏の手によるものだ。仕事柄ステンレスやアルミ・鉄を扱う彼は、2008年頃からゴム銃の制作を行っているという。
きっかけは些細なことだった。実は木材を使ってゴム銃を作る愛好家は、日本全国に存在する。ステンレスでも同じように作ることはできないかと考え、ゲームのアイテムに感化されて初作品「銀狼 ~シルバーウルフ~ 」を作り上げた。それをきっかけに作品づくりにのめり込み、今では量産型モデルまで誕生させ、販売も行っている。
記者(私)は彼の工場まで足を運んで取材を行ったのだが、すべてが手作りであることに衝撃を受けた。量産モデルを作ったといっても、銃の握りは木材を研磨して1つひとつ丹念に仕上げている。
また、多くのゴム銃が10~12連射のセミオートマで、フルオート式のサブマシンガン(最大30連射)まで自作しているのだ。繰り返すがこれらはゴム銃である。もはや子どもの頃に遊んだ割り箸ゴム鉄砲の領域を完全に逸脱しているッ! これぞ大人の楽しみだ。
ZumA2氏のこだわりには、驚かされるばかり。お金に余力があれば、ひとつ購入して鑑賞用に飾っておきたいものである。男心をくすぐられて仕方がない。
写真:Rocketnews24
取材協力:PSYCHODRIVE Over Boost!?
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▼ こちらが銀狼、見た目通りズッシリと重い
▼ 先端にはレーザーポインターも付いている
▼ こちらは白いサブマシンガン「イエティ30」
▼ 手に馴染む重さ
▼ 量産モデルの「フェンリル」
▼ 銀狼と同じく12連射
▼ 木製グリップも手作り
▼ セミ・フル切り替えの出来る鉄製「カチャロット」
▼ 重量は銀狼と同じだが、見た目の重厚感がハンパない!
▼ こちらは競技用。軽くて銃身が長い
▼ 手作りのグリップは数多く保管されている
▼ メインで使用している機械。年季が入っている
▼ ウッヒョーッ!! 持っただけで興奮してくる
▼ ZumA2氏の作品に感動~
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