「河童」にまつわる記事
「人は見た目が9割」なんて言葉があるが、それは人間だけの話ではない。妖怪にだって当てハマる。例えば、カッパだ。頭の上に皿を乗せるという、よく考えればこれ以上ないほどふざけた格好をしているために、 “恐ろしいヤツ” とは思われにくい。どう見ても妖怪界のお笑い担当、何なら “いいヤツ” である。
だがしかし……! 先日、そんなカッパのイメージががらりと変わってしまう出来事があったので報告したい。まさか、カッパがハードなド変態だったなんて……。
大手回転寿司チェーン店、かっぱ寿司。同社のメインキャラクターといえば当然カッパだが、2016年9月末、カッパのマークがロゴから消えることが判明した。どうやら回転寿司チェーン店の中でも一人負けとされる業績不振を改善すべく、イメージチェンジを行う目的があるようだ。
多くの人は「へぇ」「そうなんだ」くらいしか思わないハズだが、なぜか知り合いの長野県民は大激怒! どうやら長野県発祥のかっぱ寿司を愛してやまないようだが……その言い分を聞いてみることにした。
今、ちまたで物議を呼んでいる「エア取材」という言葉をご存じだろうか? 一言でいえば「実際には取材をしていないのに、取材をしたように見せかける記事」のことで、特にサッカー紙で「エア取材が横行しているのでは?」と話題になっているのだ。
事の真相はさておき、以前の記事で「本当にエア取材で記事は執筆できるのか?」を検証するため、迷惑メール評論家のGO羽鳥氏にエア取材を敢行し、ロングインタビューを執筆した。結果として「サラサラ書けた」とご報告したが、ある疑惑が持ち上がってしまったのだ……。
ここは台湾最南部の都市・高雄。中心部から地下鉄で郊外の橋頭糖廠へ。駅から出た瞬間、周りに草木が生い茂り、虫取り網を担いだ子供が走り去っていった。町の中心部からそれほど離れていないはずだが、近くにあるのは平屋か2階建ての建物ばかり。場末感が半端ない。
駅近くには日本植民地時代の広大な製糖工場跡が「台湾糖業博物館」として公開されており、そちらが観光のメインなのだが、今回は諸事情で1時間ほどしか滞在できないため残念ながらパス。ここまで来たのはその「台湾糖業博物館」の向かいにあるキワモノ施設「捜奇博物館」が目当てだった。