【奇妙実話】山手線で「咳男」に出会ったときの話

え? 俺に話してんの? と思うような場面に遭遇したことはないだろうか。誰に向けられた言葉なのか分からず、思わず「お、俺?」という顔で相手を見てしまう。そんな経験、誰にでもあるはずだ。

つい最近のこと。山手線に乗り、目黒から秋葉原に向かっていた途中のことだ。鼻がむずがゆくなったのでポリポリとかいていると、どこからともなく「鼻づまり?」と声がした。誰かが誰かに話したのだろうと思い、声のした方を見てみると、かなり恰幅のいいオジさんがこちらを見ていたのである。そしてもう一度「鼻づまり?」、と。

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