「刑務所」にまつわる記事
これから2枚の絵を見ていただきたい。ある受刑者がパソコンを使って初めて描いた車の絵と、わずか3カ月後に同じ受刑者が車を描いた絵だ。写真から線画を起こす、いわゆるトレースなのだが、はっきり言って同一人物の絵とは思えない。
元から絵に興味や才能のあった人の話ではない。それぞれ違う理由で服役しているまったくの素人が、努力と練習でここまで描けるようになるという実例だ。
それでは公開しよう。こちらがその絵……
刑務所で文化祭と聞くと、受刑者がたこ焼きやフランクフルトを屋台で焼いている様子を想像する人だっているかもしれない。しかしながら、今回紹介する「府中刑務所」の文化祭は、そのようなものではない。たこ焼きやフランクフルトを焼いているのは一般人であり、それを食べているのも一般人だ。
したがって……と言うべきかどうか分からないが、府中刑務所の文化祭に怖い要素は皆無。メイン会場の雰囲気としては、町内会のお祭りをイメージすればいいかと思う。ただし、この文化祭には町内会のお祭りとは明らかに違うポイントが主に2つあり……。
当たり前のように感じるが、暖かい布団にくるまって寝ることや1日3回の食事は本当にありがたいことだ。しかし、毎日繰り返していると、人はいつの間にか感謝の気持ちを忘れてしまいがちになる。
そこで今回は、“感謝の気持ち” を思い出すようなニュースを紹介したい。「誕生日は刑務所で過ごしたい」と訴えたホームレス男性の過酷な人生を知ったら、どれだけ自分が恵まれているかを痛感せずにはいられないはずである。
テクノロジーが進んだ現代では、ほとんどの建造物に監視カメラが設置され、セキュリティ体制が敷かれているものである。
それが刑務所となったらなおさらだが、驚くべきことに、囚人12人がピーナッツバターを使って脱獄に成功! 「一体どうやって!?」と思ってしまうが、リアル『プリズン・ブレイク』と言いたくなるようなテクニックが、かなり巧妙なのである!
明治時代に全国5カ所に造られた監獄、いわゆる “明治の五大監獄” の一つ「奈良少年刑務所」。なんでも、当時は奈良監獄と呼ばれていたらしい。そんな刑務所が2017年3月、閉鎖された。今後はホテルなどに活用されることが決まっており、2020年度の開業を目標としているようだ。
監獄ホテルだなんて、人気が出そうだな! 改修工事を控え、一般向けには最後となる見学会が7月16日に実施されたので、記者も足を運んでみた。さすが重要文化財に指定されているだけあって、迫力のある建物の数々……。気になるその概要を、以下に一挙公開だ!!
時として勘違いや誤解は起こり得るものだが、「ごめんなさい」では済まされない場合だってある。まさに、そんなニュースがネットで話題になっているので紹介したい。
なんでも、ある男性が「無害な物」をコカインだと間違われ、無実なのに3カ月もムショにブチ込まれてしまったというのだ! 一体何が起こって、そんな大きな勘違いが起きてしまったのだろうか!?
世の中には自分のソックリさんが3人いるというのは、誰しも一度は聞いたことがあるだろう。俗にいう「ドッペルゲンガー」というやつだが、実際に自分のソックリさんを見た者は死期が近いとも言われている。それを信じるなら、できれば出会いたくない存在だ。
ところが! 中にはドッペルゲンガーの発見を待ち望んでいた人もいるようで、17年間えん罪で投獄されていた男性が「ドッペルゲンガー」の出現で釈放というニュースが報道され、もはや死期うんぬんの定説は覆されようとしている。
「囚人が脱獄!」というニュースの見出しを見たら、海外ドラマ『プリズン・ブレイク』のような、壮絶な脱獄劇が繰り広げられたのではないかと想像してしまう。
しかし、そんな男っぽい展開とはかけ離れた方法で脱獄し、アッサリ捕まってしまった囚人がいるというので紹介したい。問題の囚人は、面会に来た恋人のピンク色のスーツケースに隠れて脱獄を試みたのだが、その画像がギャグにしか見えないのである!!
府中刑務所の中には、AKB48の “まゆゆ” のポスターが貼ってある。作業場の入り口あたりだ。「安全をしっかり確認しましょう」的な主旨のポスターなのだが、受刑者にとっては安全の確認以上に大きな意味を持つポスターに違いない。
——と、ここまで読んで「あっ!」と思ったら、あなたはもしかしたら “あのとき” 私の近くにいたのかもしれない。そんな “仲間” にとっては、ここで記すことなんて目新しくない事柄だろう。しかし、大多数の人にとって刑務所の中は未知の世界。気になる人も多いはずだから紹介したいと思う。あのとき私が見た光景を……
東京の西側、府中市にある府中刑務所。日本最大の刑務所であり、あの3億円事件が起きた現場のすぐ側であることでも知られるこの場所で、本日2016年11月3日、文化祭が行われた。
刑務所の文化祭なんて地味……と思う人がいるかもしれないが、そうではない。実はこの府中刑務所文化祭は一般向けに開放されており、知る人ぞ知る超・超・人気のイベント。41回目となる今回も多くの人で賑わい……というか人多すぎーーーーーーー! この密度は刑務所の内部以上かも!?
一般の人達は、ムショでお勤め中の囚人には、あまり良いイメージは抱いていないだろう。もちろん、犯罪を犯したから収監されている訳で、そう思われても仕方がないかもしれない。
ところが、そんな囚人のイメージを覆すような出来事が起きたというので、紹介したいと思う。心臓発作を起こした看守を助けるために、囚人達が取った行動がヒーロー然としてカッコ良すぎるのだ!!
人生色々。生きていれば刑務所に入らなくてはならないこともある。しかし塀の内側には、外とは全く違った世界が広がっているかもしれない。
そこで今回は、海外サイト『Reddit』で元受刑者たちが告白していた「刑務所で目撃して驚いた光景」をご紹介しよう。一体彼らは、どんなことを目にしたのだろうか……?
「脱獄」と聞くと、私(和才)は女優のポスターと真ん中がくり抜かれた聖書、そしてモーガン・フリーマンを思い出す。そう、『ショーシャンクの空に』だ。超が付くほどの有名映画なので見たことがある人は多いだろうが、現在それを彷彿(ほうふつ)とさせる事件とその動画が話題になっているので紹介したい。
ただし……! 『ショーシャンクの空に』と似ているようでありながら、全然美しい話ではないから、覚悟して欲しい。
東京は府中市にある日本最大の刑務所、東京府中刑務所。2015年11月3日、ここで文化祭が開催された。……刑務所で文化祭だと!? そう、繰り返すが、け・い・む・し・ょで、文化祭である。
それだけ聞くと、受刑者の間だけでひっそりと行われているイベントを想像する人がいるかもしれない。しかし、府中刑務所文化祭は一般向けに開放されており、今回で40回目。毎年多くの人が訪れる人気の文化祭なのだ。おまけに今年は一日刑務所長でMAXも来場!
刑務所、文化祭、MAXの3つはイメージが全く結びつかないが、なんとなくテンションが高そうだ。すごく気になる……。というわけで実際に行ってみたのでレポートしよう。
人はひとつの過ちで人生を棒に振ってしまうことがある。その最たるものが犯罪。殺人をはじめ、強盗、ドラッグ依存症などだ。最悪死に至ることだってあり得るので、若い頃からあやまちを正し、きちんとした教育を受けることが求められる。
そのため、世界中でさまざまな手法が取り入れられているが、アメリカに刑務所を体験する「スケアードストレート」という恐ろしい方法があるのをご存知だろうか。一体どのような方法なのか。動画「Beyond Scared Straight: Most Explosive Scenes (S7) | A&E」と合わせてご紹介しよう。
今回ご紹介するのは、無実の罪で逮捕され、18年間服役していた1人の男性のお話だ。それが、1995年に米ニューヨークで起こった強盗殺人事件で、他の5名と共に懲役25年の判決を受けたエリック・グリッソンさんである。しかし彼はあきらめず、刑務所に入れられた後も無実の罪を訴え続け、2012年に無罪を証明したのだった。
そんなグリッソンさんが海外サイト Reddit に登場し、「なんでも答えます」と広く質問を受け付けた。えん罪被害者である彼は、刑務所で何を考え、どんな思いを抱えていたのだろうか? 質疑応答40選として、彼の声をお伝えしたい。
本や映画、ドラマなど、昔から刑務所を舞台にしたお話は人気がある。高い壁の向こうはどんなふうになっているのか……多くの人が気になるのだろう。そんな中、海外サイト Reddit 上で「僕は、凶悪犯罪者用の刑務所に6年間入っていました。何でも聞いて下さい」とのメッセージが投稿されたところ、数多くの質問が寄せられた。
ということで今回は、男性とネットユーザーとの間でやり取りされた質疑応答31選をご紹介しよう。彼は獄中、何を考え、何を感じていたのだろうか?