【子供に遊ぶ権利を】たき火、ノコギリ、木のぼりもできる最高の公園『羽根木プレーパーク』を世田谷区民が守り続ける理由

『プレーパーク』をご存知だろうか? 公園内へ一歩入ると子供たちが木に登り、屋根ほどもある高さの遊具にぶら下がっている。それは仮に落下した場合、怪我する可能性がある高さだ。さらに奥ではたき火をし、ノコギリで木材を切る子の姿も見られる。

偶然ここを訪れた私はとっさに「いいのかコレ?」と思った。しかし次の瞬間、自分も幼いころ同じようにして遊んでいたことを思い出す。何かあるとすぐに管理者や保護者の責任が問われる現代。当然のことなのかもしれないが、それを恐れるあまり「とにかく禁止しておく」風潮に慣れ過ぎていたのではないか。

裸足で駆け回る子供なんて今や田舎でも少なくなった。自然からかけ離れたイメージの「東京子育て」……ましてここは世田谷区である。この場所は一体どのようにして成り立っているのだろう? うちに子供はいないけど、気になりすぎたので後日再び訪れた。

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