「フランス旅行」の記事まとめ
『picard(ピカール)』は日本にも進出しているフランスの冷凍食品ブランド。日本では「意識の高い人が行くオシャレな店」というイメージが強いが、本場・フランスだと「食糧の買いだめに行く店」ってな感じの庶民的な雰囲気だ。
さてフランスといえば真っ先に思いつくのが『フランスパン』。実はフランスのピカールは、パンの品揃えが異常に豊富である。世界一パンにうるさいはずのフランス人が、わざわざ冷凍パンを買うという事実……つまりピカールの冷凍パンって、めっちゃレベル高いってこと?
パリにはオタク・ストリートと呼ばれるエリアがいくつかあって、中でも11区にあるヴォルテール通り周辺は特にハイレベルなマンガ・アニメ・ゲーム関連のショップが並んでいる。パリ・オタクたちが日本のアニメグッズを真剣に品定めする姿……見ていて「ありがとう」って気持ちになるなぁ。
さて……そんなヴォルテール通りをトコトコと東へ進んだ先で、なんとも珍妙な名前のレストランを発見したぞ。「名前が珍妙である」という以外に気になる点は特にないが、名前が面白いので入店してみた!
昨年10月。パリ中心部を歩いていると、突如目の前に大行列が出現した。時刻は13時30分。パリには何度か来ているが、これほどの行列を私は見たことがない。群衆が向かう先を見ると、コレがどうやら『ラーメン屋』らしいのだ。よく分かんないけど記者として並ぶしかねぇ!
しかし最後尾に並んで10分ほどが経過した頃、後ろからチョイチョイと私の肩をつつく者がいる。さてはナンパか? 「ノー!」とばかりに毅然と振り返る私。すると……あぁ、なんということだ!
不覚にも私が最後尾だと思っていたのは列の途中。歩道の向こう側には、さらに延々と行列が続いていたのであった。恥ずかしさのあまり逃げるように去る私。こうなったら出直すしかねぇ!!!
レストランやホテルを星の数で格付けする『ミシュランガイドブック』は現在、世界20カ国以上で出版されている。もちろん日本版もあるが、ミシュランといえば本場はフランスだ。「人生で一度はパリの3つ星レストランでディナーを」と夢見ている日本人も多いだろう。
先日パリを訪れた私は、いちおう書店でミシュランガイドブックを確認。すると……おっ!? 1万円前後でディナーを食べられる店もあるっちゃあるな!!? いくら貧乏旅行といえど、1万円なら出せないこともないぞ。よぉ〜し……やっちゃうか。人生初の3つ星ディナー!!!
「フランスで回転寿司屋が繁盛している」という噂をききつけて、やってきたのはパリ7区『リュー・デュ・バック(Rue du Bac)』というエリア。 “いかにもパリ” といった街並みがエンエン続いており、とても回転寿司屋があるようには見えない。
実際に何度か同じ道を行ったり来たりしたのち、ようやく問題の回転寿司店『Matsuri(まつり)』を発見した。日本で回転寿司といえばド派手な看板や明るい店内が一般的だが、パリのソレは高級レストランかブティックを思わせるオシャレな佇まい。
気になるのはお値段だが……もしもの場合は謝って店を出るしかなかろう。
羊羹(ようかん)でおなじみの『とらや』に、フランス・パリ店があることをご存知だろうか。その歴史は意外に古く、出店は1980年。最近でこそ「海外で和菓子が人気」なんて話も聞くようになったけど、42年前にヨーロッパ進出とは……思い切ったよなぁ。
高級ブティックが軒を連ねるパリ1区で、静かに揺れる “とらや” ののれん。この日、私がここへ来た理由は他でもない。とらやパリ店の限定メニュー『アボカニ丼』を食べてみるためだ。
ところが店内のメニューをいくら探しても……ない。『アボカニ丼』なんてどこにもないぞ!?
世界31の国々に進出している無印良品。実は現在すでに、日本国内の店舗数より海外店舗のほうが多くなっていることをご存知だろうか。ヨーロッパでもイギリス、イタリア、ドイツなど、名だたる国の多くで無印の看板を目にすることができる。
さて海外進出を果たした日本企業は、大抵その土地ならではの “地域限定商品” を販売しがち。我々ライターにとって貴重なネタの宝庫なのである。今回私が訪れたパリの無印では、果たしてどんなオシャレ・アイテムに出会えるのだろう? 張り切って探してきま〜す!
いつでもどこでも変わらぬおいしさに出会えるマクドナルド。日本の『テリヤキマックバーガー』のように、海外の店舗へ行くとその国独自のメニューを体験することができる。ってことで、フランス・パリに滞在中の私はさっそく近所のマックへ足を運んでみた。
すると……さすがはフランス。見たことのないメニューが多数存在している様子だ。「どれか1つ」なんてケチくさいことは言わず、このさい全部まとめて注文してしまうことにしよう!
2021年11月現在、フランスでは衛生パス(ワクチン接種証明)の提示がないと、飲食店や美術館はおろか通院すらできないのだという。このことは今夏 “フランスで「反ワクチンデモ」が大々的に行われている” との報道がされたことから、日本でも広く知られた。
そんなわけで「フランスへ行くのは当分難しそうだな」と思っていたのだが、調べると衛生パスは外国人旅行者でもあらかじめ取得可能らしい。とりあえず申請してみて、本当にゲットできたらフランスへ行くことにしようかな? うん、そうしよう。
ボンジュゥ〜ル…………いやはや、パリの街をただ歩いているだけで「完全な勝ち組」になった気分だ。1セントのお金も使わず「完全な勝ち組」の気分が味わえるんだから、ある意味パリってコスパ最強な街とも言えるよな。
さて今日も私がセ・シ・ボンなパリ2区を歩いていると、突如視界に飛び込んできたのは『BOOK OFF』という看板。日本でブックオフといえば「本を売るなら」で知られる古本チェーン店だが、ここは花の都パリである。おおかた同名のオシャレ本屋なのだろうな。
と、思ったら……
私が子供のころ(約25〜30年前)、ラーメン屋といえば『どさん子』だった。当時は今のようにラーメン屋が多くなかったから、正確には「どさん子くらいしかなかった」というべきかもしれない。
まぁ、これは私の出身地である鳥取県の話なので、ヨソの地域のことは分からん。ただ少なくともあの頃は鳥取でさえ、市内に必ず数軒は『どさん子』があった。そして子供ながらに「同じ『どさん子』でも、店によって全然味が違うよなァ……」と感じていた。
そんな『どさん子』の海外進出1号店はフランス・パリ。果たして札幌風MISOスープは、パリっ子たちに受け入れられているのだろうか?
私が「日本在住のイラン人とパリで仲良くなる」という不思議体験をしたのは2019年秋のこと。オーサカへ出稼ぎに来て3年になるというアリ氏は、里帰りついでにパリへ遊びに来ていたらしい。なんでも食堂にいる私の顔を一目見て「日本人と確信」したとのことだが……。
私がここ10年間で欧米を旅した経験上、現地の人からは約90%の確率で「ニーハオ」と話しかけられる。これはアジア人旅行者や現地労働者のほとんどが中国人であることを意味しており、残り5%が「アニョハセヨ」。残念ながら「コンニチハ」はレアケースだ。
つまりアジア人でない人にとって、中国人と韓国人と日本人は “ほぼ同じ顔” に見えているはず。にもかかわらず彼はなぜ、私を日本人だと見抜いたのだろう? パリなのに。
フランスのパリ中心部では「日本食街」と呼ばれる一角があるなど、ジャパニーズグルメが一大市場へ成長しつつあるようだ。居並ぶ店はどれもなかなかレベルが高く、かつてのようなインチキ日本食には滅多にお目にかかれないのが少し寂しい。
そんな中で圧倒的な安定感を誇るのは、やはり日本から進出してきた店である。この日見つけたのはおなじみのラーメンチェーン『一風堂』! 外国人はとんこつスープがお好きとみえて、日本の一風堂も外国人で賑わっているのをよく見かけるぞ。
日本恋しさも相まってさっそく入店してみることにした。日本とパリとでとんこつ味に差があるのかなァ〜?