下町っぽいけどどことなく上品さも漂う東京都北区の十条。渋谷から埼京線1本で20分というアクセスの良さも魅力の1つと言えるだろう。散歩していると、商店街には活気を感じた。良い町である。
そんな商店街から路地裏に入ってすぐのところに、立ち食いそば屋の『のじろう』がある。『のじろう』と言えば、肉そばが名物。しかし、十条店に初めて来てみたところ、販売されていたカレーに衝撃を受けた。
下町っぽいけどどことなく上品さも漂う東京都北区の十条。渋谷から埼京線1本で20分というアクセスの良さも魅力の1つと言えるだろう。散歩していると、商店街には活気を感じた。良い町である。
そんな商店街から路地裏に入ってすぐのところに、立ち食いそば屋の『のじろう』がある。『のじろう』と言えば、肉そばが名物。しかし、十条店に初めて来てみたところ、販売されていたカレーに衝撃を受けた。
I am the bone of my katsudon(体はカツ丼で出来ている)──。ご飯がそう語りかけてくるようなそば屋のカレーの話をしよう。つゆで伸ばした和風の味に、気楽さと懐かしさがあるそば屋のカレー。多くはシンプルなものだけど、ある立ち食いそば屋のカレーが凄いことになっているのだ。
その立ち食いそば屋とは都内に数店舗を展開する『天かめ』。見かけたら、まずは店外のご飯物メニューに注目して欲しい。カツ丼……分かる。カツカレー……分かる。かつ丼カレー……ハ? かつ丼カレーってなんじゃい!?
立ち食いそばチェーンの勢力図において、熾烈な争いを繰り広げている富士そばとゆで太郎。個人的なイメージを述べると、ガチでそば屋のゆで太郎に対し、そば屋とは思えない空中殺法で奇襲をかけるのが富士そばという感じだ。ストリートファイターⅡで言うと、ゆで太郎がリュウなら富士そばはバルログである。
だがしかし、今回はゆで太郎が奇襲をかけた。なんと、富士そばの名物メニュー「カレーかつ丼」がゆで太郎で販売されているのである! そこで富士そばの本家「カレーかつ丼」と食べ比べてみたぞ!!
うまいものプラスうまいものは、めっちゃうまいものォォォオオオ! カレーうどんだってカツカレーだってウマイんだから、かつ丼にカレーかけたらウマイに決まってるじゃん!!
そんなテンションで考えられてそうな富士そばの「カレーかつ丼」。実際ウマイんだけど、組み合わせというより、味の暴力という感じだ。しかし、下北沢店にはもっと暴力的なメニューがある。なんと、この「カレーかつ丼」にさらに豚肉がぶち込まれているのだ! これ考えたヤツ中学生だろ!!
時々ムショーにそばを食べたくなったときに、大変役立つのが「名代富士そば」だ。フラッと立ち寄れるのが何よりも魅力。おまけに安くて早い。バーガーチェーンに負けないファストフードといっても良いだろう。
その富士そばに、ちょっと興味深いメニューがあることをご存じだろうか? そのメニューとは「カレーかつ丼」だ。「なんだ、かつカレーか」と思われるかもしれないが、それは違うぞ! もちろんかつ丼でもない。カレーかつ丼だ。繰り返すこのメニューはカレーかつ丼である!