福袋にも透明性が求められる現代。中身が明示されているものも多いが、それと引き換えに、サプライズが少なくなった。どれを選んでもちょっとお得に買える。それが今の福袋だ。言わば、セールのようなものである。
でも、違うんや。ワイは、そんな守りに入った福袋よりもとんがってるヤツに惹かれるんや! というわけで、2021年もアニメイト池袋店のオリジナル福袋を買ってみたぞ。
福袋にも透明性が求められる現代。中身が明示されているものも多いが、それと引き換えに、サプライズが少なくなった。どれを選んでもちょっとお得に買える。それが今の福袋だ。言わば、セールのようなものである。
でも、違うんや。ワイは、そんな守りに入った福袋よりもとんがってるヤツに惹かれるんや! というわけで、2021年もアニメイト池袋店のオリジナル福袋を買ってみたぞ。
各所で盛り上がりを見せる福袋ムーブメント。しかし、生があれば死があるのは宇宙の理(ことわり)だ。このムーブメントの中、ひっそりと消えつつある福袋がある。
それは『アニメイト』店舗オリジナル福袋。秋葉原や池袋など規模の大きい店舗は、中身が明示された予約制の福袋になり、今年も店舗オリジナル福袋の販売はなし。確かに、中身を明示するのは世の流れである。
しかし、私(中澤)はたまに思い出すのだ。2016年池袋のアニメイトで、開店2時間前に集まった人々に漂う静かな連帯感を。店員さんが開店を告げた瞬間に巻き起こった拍手を! また、あの熱狂を味わいたい。そう願い、吉祥寺へと赴いた。