月見だんごにおしるこ、ホカホカに蒸したあんまんと、モチやあんこが美味しい季節になってきました。日頃は忙しさにかまけて忘れがちな四季の変化を、食を通じて感じるのもまた雅なもの。醤油の風味が香ばしい「みたらしだんご」や「たいやき」なんかもいいですね。
というわけで、日本の伝統文化、和菓子を作ってみました。……ただし、正体不明な魔法の粉と水でな!
月見だんごにおしるこ、ホカホカに蒸したあんまんと、モチやあんこが美味しい季節になってきました。日頃は忙しさにかまけて忘れがちな四季の変化を、食を通じて感じるのもまた雅なもの。醤油の風味が香ばしい「みたらしだんご」や「たいやき」なんかもいいですね。
というわけで、日本の伝統文化、和菓子を作ってみました。……ただし、正体不明な魔法の粉と水でな!
食べる前は完全にナメていた。どうせそうでもないだろうと。近年、冷凍食品業界がいくら進化しているとはいえ、レンチンで作るおやつがお店超えでウマいことはないだろうと。やはりお店の出来立てを食べるのには負けるだろうと。
しかし……だがしかし……スーパーで買った「ニチレイのたいやき」はそんじょそこらのものじゃなかった。商品袋に「つぶあんを極めた」なんて書いてあったから「いやになっちゃうよ」とたいやき君気分で購入して食べたところ……もう自分でお店を開けるレベルのクオリティだったのだ。これマジで美味! とても冷食とは思えない!!
フラっと入った店で看板メニューを注文、すると見知らぬ常連客に「あのね、この店は○○もイケるんだよ」と語られたことはないだろうか。地元に愛されている店には看板メニューのほか、控えめではあるが隠れた名物がある。
記者(私)も羽根つきたいやきの有名店でたいやきを購入しようとしたところ、ふと言われたのである「たいやきだけを買う奴は素人、甘あげ饅頭買っとけ」と。確かに、たいやきが焼かれている手前で、さりげなく饅頭がちょこんと並んでいるではないか。地元民が勧めにしたがい、看板メニューのたいやきにひけを取らないほどめちゃめちゃ美味しかったのである。