若干14歳にして将棋界の最多連勝記録を打ち立て、天才の名を欲しいままにしている藤井聡太四段。先日行われた都成(となり)竜馬四段との対局において、解説者のプロ棋士たちまでを絶句させるその姿は、まさにマンガの主人公と呼ぶにふさわしい。
佐々木勇気五段に初黒星を喫したものの、乗りに乗っている藤井四段を倒すのは至難の業だろう。しかし、コイツなら藤井四段にも間違いなく勝てる。そんな男が我々の身近に存在した。当編集部のサンジュンである。将棋のルールすら知らない男が、どうして藤井四段に勝てるのか?
その理由は、これからお伝えするカオス極まりない対局の様子を見てもらえば、すぐにわかるはずである。ちなみに、真面目に将棋が好きだという人は、ここから先は時間の無駄なので読まないことをオススメする。暇すぎて死ぬ、という人だけ読むように。